8月1日(金)場所:両国、東駒スポーツ用品
【東駒スポーツ、撮影】

 東駒スポーツ用品撮影(グローブ手作り職人の佐久間さん)例によって集合時間にエモは現れず。またか、とあきらめムードが漂う。監督不在のまま撮影開始。牛革のいい匂いが充満した作業部屋で、職人さんたちが黙々と作業に励んでいる。一枚の革がグローブになるまでの製造工程を撮影。革の切り抜き、刻印、縫い、革紐通し、裏返し、成型などなど。職人さんたちは、淡々と同じペースで作業をこなし、心地よいリズムを刻む。    

 手の動きにも見入ってしまうが音もいい。良い職人は良い音を奏でるのではないだろうか。いろいろな角度から職人の技を撮る。味のある表情も撮る。

    昼食時、撮影分を少々見てみる。カメラの部長がなかなかうまく撮っているが、もっと細部を、など午後の撮影に向けて、みんながアドバイス。簡単そうに見える作業も、何十年という経験の積み重ねによってなし得た、すごい技術であることを講師が力説。エモは何をしているんだ、との声多数。  

    昼食後、撮影しに戻るとエモがいるので一同驚く。午後撮影開始。グローブ案提出者だけに、エモはキラキラした眼で作業を眺めていたが、キラキラしていたのも最初の内だけで、あまり集中力はないらしい。製造行程に撮り漏れがないか確認。職人さんに、作業の内容を説明してもらいながら撮影する。職人部屋風景、製造器機なども撮影。終了間際、サポートスタッフもジュニアからカメラを取り上げ撮影に参加。講師もたまらず撮影。  長時間にわたる撮影でしたが、佐久間さんをはじめ、奥さん、職人さんたちは終始笑顔で協力してくれました。いい人たちです。ありがとうございました。

    帰り際、両国国技館と両国駅を撮る。中学生たちは帰りの電車でも、キャッキャと騒がしく元気がありあまっているようでした。


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