8月4日(月)場所:川崎市市民ミュージアム
【東駒スポーツのラッシュ。】

 また(?)、集合時間にエモのいない状態(今回は連絡があったそうですが)で、 東駒スポーツ用品撮影(グローブ手作り職人の佐久間さん)のラッシュの試写を 開始。切り抜かれた皮から、グローブが形になってゆく製造工程が、アップで よく撮影されている。

 まず、皮に刻印をし(18歳の新お弟子さん)、ひも状の皮も入れて縫い合わせて いく。指先のカーブのところもピンセットを使って直線を縫うのと同じ様に上手に 仕上げられていく。トトトトトッというミシン(なんと、足踏みミシン!)の音をさ せて見事にきれいにテンポよく縫われていく様子は、とても軽やかだけれど、 ある程度の硬さも厚さもあるものを縫うのは相当大変なことだと思うので、これは 職人さんの熟練した技なのだろうと思わせるものだった。

 製造の工程順ではなかったが、縫い合わせて余分な部分を彫刻刀のようなもので 切り取っていったり、縫い合わされたもを竹を改造したものを使ってひっくり返した り、金属でできたグローブサイズの手の形をした型にグローブをかぶせてたたいた り、いろんなシーンが出てきてた。 「普段見たことがないような道具が登場するのも面白いので、映しておこう……」 と講師の先生。

 このように細部が良くわかる映像を、サイズを変えたり、角度を変えたりしながら、 一生懸命撮ってくれたのは、放送部の部長だった。しかも、マニュアルで!

 11時ころになってエモ登場、気まずそうにして入ってきて、
講師「……もう二度と遅刻はしないな。」
エモ「はい。」 (証人がたくさんいますからね、エモくん)

 お昼のあともラッシュの続きを見る。グローブにはいろんな色(黒、赤、オレンジ、黄色)があったが、明るい色のほうが作業工程がわかりやすかった。最後の工程でグローブに皮の紐を編みこんでいくシーンがあり、それが黄色いグローブで30分位(?)ずっとアップで映していたのが印象的。カメラマンは興味を持ったものをずっと映すそうですが、部長の興味はグローブの製造工程に集中しており、「職人さん達の顔が程よく映っていないのがちょっと残念!」と一同、思うのだった。もう一度、撮影に行くチャンスがあるので、その時に映してもらうことに。

 その後、8月5日野球体育博物館、8月6日プロマーク、8月7日東駒スポーツ用品撮影 で、それぞれインタビューすること、撮影することを一同、考える。 「オレ、今日さえてる!」とエモ、自我自賛。たけしも促されて一生懸命考える。 5日、7日はエモ、6日はたけしがインタビューをする予定。

今日は川崎市市民ミュージアムでやりましたが、ミュージアムは月曜日、 お休みなのに、スタッフの方のご計らいで、使わせていただました。どうもありがとうございました。


グローブ班トップページに戻る