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2000年からはじまった「ジュニア映画制作ワークショップ」では、中学生たちが主体となり短編映画づくりを続け、12本の秀作が誕生しました。等身大の日常を描いたドキュメンタリーや、「いじめ」問題を真正面から描いたドラマなど、フレッシュな切り口の作品は観客からも大きな共感と評価を得ています。
今年度は『ミネラルウォーター(麻生班)』と『ラーメン早食い少女20点(中原班)』の2チームに分かれ、ドラマ作品を制作しています。このサイトでは、活動の模様を紹介します。完成した作品は「KAWASAKI しんゆり映画祭」で上映されますので、ぜひご覧ください。
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今日は金程中での撮影でした。
すべて外のシーンだったのですが、午前中は突然の通り雨が!
ジュニア達は機材にビニールシートをかけるなどして対応し撮影していました。
プールを撮るときには石を投げたり手で波をつくって緑色の水面を綺麗に見せる演出していました。
午後はエンディングの撮影から始まり、ジュニアがカメラに向かってコメントしている姿をみているとなんだかこちらが恥ずかしくなってしまいましたf^_^;
サッカー部のシーンでは下手なサッカー部員役のユニフォーム姿が誰よりもサッカーがうまそうにみえたり、別のサッカー部員がジャージか単パンか迷い何度かはきかえる(演出上ジャージに!)場面もありました。
今日は監督(演出)がよく動いている横で他の役割担当のジュニア達が座って自分達が呼ばれるのを待っている場面が多く、次回からは先に動いていつ呼ばれてもいいようにスタンバイしとこうということと、テストを早めにやり全員がはやく動きをつかめるようにしようという注意を受けました。
炎天下の中で、途中体調を崩すジュニアやさっきまでかけてた眼鏡を無くしたジュニアもいましたが(眼鏡は見つかりました)、無事撮影は終了しました。
久しぶりにジュニアのみんなに会い、以前よりもかなり仲がよくなっているのを感じました。
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今日1日は撮影班と小道具班に分かれての活動。
撮影班はヒロイン宅でのロケを行いました。
集合は中央林間駅の小田急改札。ところが、不思議なことに全員が集合場所を勘違いし東急改札に集まってしまいました。以心伝心?2週間近く休み無しで会っているとこういうことも起こるんでしょうか。
ただ、以心伝心しなかったサポートスタッフが1名いました。車で機材を運ぶはずが寝坊し遅刻。他のスタッフが電車で機材を運んで事なきを得ましたが……ジュニアのことを言えないって……。
午前中はヒロインの帰宅風景の撮影。ジュニア参加者のお母さんに母親役を依頼し、ヒロインと母親のやりとりを撮影しました。
ジュニア達は母親がいるとさすがに騒ぎづらい様子。今までにないテキパキとしたテンポで撮影は進みました。かといって張りつめた緊張感があるわけでもなく、母親役がNGを出すと爆笑をするような和気藹々といった感じでした。
午後からはヒロインの部屋での撮影。残り2カットにもかかわらず、ここでNGの最高記録8回を記録。NGになった原因は、外を通過する車や、近くで行っていた警報機の点検の音など外的要因が最初のうちは主でした。ところが、途中からはスクリプターの手が映ってしまったり、録音部がカーテンを引っかけて音を出してしまったり……。撮影中はなるべく外部の音が入らぬように可能な限り窓を閉めているのですが、その結果、部屋の中が猛暑になり集中力が途切れてしまったようです。
スタッフが「休憩をとるか?」と声を掛けると「あと1テイクで終わらせるから。」と言って本当に1テイクで終わらせたのはさすが。
撮影後、余裕があったので今日撮影した分のラッシュを行いました。
この時、あるシーンでアクションが繋がらないのが判明。選択肢はいくつかあったのですが、2カット目の頭を切って繋げることで決着。「テストは漠然とやるんじゃなく、こう言うところも見るんだぞ。」と指導講師。今まで自分たちが撮影したものを見たことがなかったので、ジュニア達には新たな刺激になったようです。
今日はここで解散。ただ、録音部は環境音が欲しいとのことで、夕闇に消えていきました。
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当初休みの予定だったこの日、前日のミーティングで決まりきらなかったことを決めるために急遽ミーティングを行うことに…中学生はもとより、スタッフもかなり疲労困憊ではあるものの、彼らがやると言った以上、それを拒否する理由はありません。但し、会場の関係で午前中の3時間だけということに。
この日話し合ったのはエンディングの内容、オープニングタイトルをどう撮るかという2点。エンディングはただクレジットを流すのは芸がないということで、ジュニア1人1人が登場するタイプに決定。ただ、撮影の日に全員参加できるかどうかわからないので、スケジュール調整するのがとても難しいようでした。オープニングは、「チェンジ!」というタイトルを氷でつくり、アクリル板などの上に置いてそれを下から撮るというもの…実際撮ってみないとわかりませんが、うまくいくんだろうか。普段、何かのうちあわせだというと、必ず本題から逸れてダラダラ時が過ぎていましたが、この日はさすがに時間もなく、割とテキパキ決めていたと思います。
午後は登場人物(真二)の自宅撮影のためのロケハン隊と、チェンジ!という氷を作るための型用粘土を買いに行く隊とに分かれました。
日を増す毎に感じるのは、皆の団結力が向上していること…ジュニアだけではなく、スタッフとジュニアの関係も親密になってきています。映画が完成するのは嬉しいけれど皆と別れるのは寂しいと感じている子もいるようで、「クランクアップ前にそんなことを考えるな!」と彼らに鞭を打つ一方、そんな気持ちも理解できる今日この頃です。
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今日はエンドロールの話し合い。
「皆で丘を駆け下りて金八先生っぽくしたい」、「ミネラルウォーターを飲む」等の案が出ましたが、みんな集中力が無く、主に話し合いをしていたのは女の子二人。撮影は結構頑張ってたのに、話し合いになると…。結局、エンドロールについては校門や公園等で撮ることになりました。
話し合いが終わってから、ジュニア5人と指導講師、学生スタッフ、サポート2人で主人公の男の子の家をロケハン。外観もお洒落で、地下を入れたら4階建てのお家。しかし肝心の部屋が撮影しにくいため、明日また他の家を見に行くことになりました。
今日中にエンドロールとメインタイトルについて決めたかったのですが、エンドロールだけで3時間以上かかってしまい、ロケハンにも行かないといけなかったので、メインタイトルについては明日決めることになりました。当初の予定では明日はお休みのはず。しかし、「もう話し合う日がない」と指導講師に言われ、ジュニア達は「じゃあ明日集まる」とやる気のある一面を見せました。
常にジュニア達には苛々させられていますが、毎日必ず1回は感心する場面も見られます。だから、こっちも頑張ろうって気になっちゃうのかなぁ…。
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昨日に引き続いて金程中学校での撮影。
午前中は出席を取るシーンの撮影。金程中学校の校長先生に教師役として出演して頂く。実はこのシーン、大まかにどういうことをするのか打ち合わせは出来ているのだけど、台本は全くの白紙。シーンナンバーだけしか振られていない。そんな状態だから、折角校長先生をお呼びしたというのに、出席を取るのは男女混合か男女別かで、議論になってしまう。最終的には、このシーンの演出担当の決断で男女別の扱いにする。
このシーンの演出担当は校長先生に対しても容赦ない。「家族のことを心配するかのように演じて下さい。」とダメだしをする。それにしても、さすが本業の教師。ジュニア達にとっての教師のイメージと一致したようで、醸し出す雰囲気については大絶賛でした。
午後の最初は教室でのヒロインの回想シーンの撮影。昨日、一昨日と違い今日はエキストラを呼んでいなかったため、ヒロインの背景の席が空いてしまう。内部エキストラもみんな既にどこかの席に座って映ってしまっているため、ヒロインの背景の席に移るのはちょっとむつかしい。
演出がそう悩んでいたら、ヒロインの友人役の子が「私、別人になれますよ?」と言って、眼鏡を外し、束ねていた髪を下ろしはじめた。一応、これで解決か?瞬間移動したように見えなければいいけど……。
3時過ぎから渡り廊下での撮影。渡り廊下を歩くカットをこのシーンの演出担当は短く切ろうとしてしまう。編集泣かせと思ったのか指導講師は長く撮るように指導をする。長く撮ろうとすると今度は録音部が戸惑う。移動が長くなってしまうので持ってきたケーブルを最大に繋いでも足りなくなってしまった。それでも音は何とか拾えたようです。
ちなみに、録音部がマイクを持って歩いたのはテニスコート上。テニスシューズを持っていなかったので、靴を脱いで歩かざるを得なくなっていました。炎天下でテニスコートは焼けるような熱さ。マイクを持っていたジュニアは足の裏の熱さ対策に躍起になっていました。
5時ぎりぎりまでの撮影だけど、昨日よりはややゆとりを持って終了。お疲れ様でした。
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今日も金程中学校をお借りしての撮影。
遅刻の常習犯のジュニア1名が今日も遅刻をする。サポートスタッフ1人が残って集合場所の新百合ヶ丘駅で待ち続けるが、常習犯は暢気に中学校へ直接現れた。映画撮影はチームワークによるものだから遅刻をすれば他の人に迷惑が掛かる。そのあたりをサポートスタッフが言っても、どうも自覚がないらしい。だが、他のジュニア達が徐々にその常習犯の行動が気になり始めているようだ。仲間内で注意する姿が見られた。仲間内の注意の方が効果があるかもしれない……。
午前中は教室での撮影。どうも「ミネラルウォーター」の撮影では1カットOKが出る毎に拍手やハイタッチをするのが流儀になりつつあるらしい。OKの声が出るたびに大騒ぎになる。これでクランクアップしたらどんな騒ぎになるのだろう。ちょっと楽しみだ。だけど、近所迷惑にはならないようにね。
一方、撮影でもおしゃべりで騒いでいると言うシーンがあった。だが、撮影となるとみんな何故か調子が出ない。「1分間騒ぎ続けて」と演出部が指示をしても10秒程度で騒ぎが収まってしまう。静かになってみんな顔を見回して笑うばかり。仕方なくテイク2を撮ると今度は騒ぎすぎて音が割れて録音されてしまった。結局、3度目の正直でOKが出た。
午後からは屋外のシーン。校門前の撮影で、主役がフレームアウトしてからセリフを喋っているのに、演出部はOKを出してしまった。指導講師はなるべくジュニアの演出方針に口を出さないようにしているようだが、さすがに見かねて口を挟む。
4時過ぎになって屋上のシーンを撮り始める。撮影ができるのは5時まで。駆け込みで撮って何とか間に合う。ただ、焦りが出ていてみんな演技が早回しになっていたような……?これを読んで気になる方はどうぞ劇場で見て確認して下さい。
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今日は、撮影一日め。午前中は、要領を得ないようでのんびりシーン1を撮り終えました。午後からは、さすがにスピードアップするかと思いましたが、変わらず、結局、予定の1/2しか進みませんでした。でも、途中で「給水タイムにしよう」とスタッフが言った時、「このカットが終わってから!」とやる気のある返事をしてくれた場面もありましたので、明日に期待したいと思います。
ただ、撮影が終わった後、機材の後片付けをせずに自分のことをし始めてしまったので、明日はちゃんとやらせようと思います。
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今年の夏は天災が多い。23日は配役の最中に震度5弱の地震があったと思ったら、今日は夕方から夜半にかけて台風が関東を直撃するという。幸いにして勢力は弱まりつつあると言うことなのでたいした被害はなさそうだけれども。
そんなわけで今日は台風を避け朝9時から午後3時までの予定と言うことでリハーサルを行う。
シーン順にリハーサルを始めたかったらしい。だが、前半のシーンの演出担当が午後からしか来られないため、そのシーンは簡単に指導講師がリハーサルを行う。演出担当が来たら改めてそのシーンのリハーサルを行うとのこと。
前々から気にはなっていたのだけど、ジュニア達は自分の関係する部分以外は無関心であることが多い。例えば、ロケハンのときは演出部以外は遊び気分だし、今日ならば自分の演出するシーン、出演するシーン以外は無関係な人同士で喋っているとか。
そんなとき、ふと「サポートスタッフの人達は何のためにいるの?」と指導講師の声。
気づけばリハーサルに必要な机や椅子を指導講師と技術サポートの学生以外、運ぶ人がいなくなっている。本来、こういう作業はジュニアの仕事。だが、確かにこんなときはサポートスタッフが率先して作業をし、みんなで協力しあっていく空気を作って行かねば。「これはジュニアの仕事」なんて言ってられない……反省。
明日から撮影に入るので、午前の最後の方に撮影時の諸注意を行う。注意事項を書いた紙を配り説明する。
午後から再びリハーサル。サポートスタッフも手伝うようになるとジュニアも徐々に手伝うようになってきたかな。途中、前半のシーンの演出担当も来たので、前のシーンに戻ってリハーサルを行い直す。
だが、ここでジュニア達は問題に気づいたらしい。学校からの帰宅途中や、学校への登校途中で主人公2名が衝突するシーンがある。同じ学校から帰宅、同じ学校へ登校するのに衝突するのはあり得ないというのだ。1人が忘れ物を取りに帰ったとか、寄り道をするために目的地が違ったとか、色々考えるがまとまらない。1時間近く考えたあげく結論が出ないため、宿題とする。
一通りのリハーサルが終わった後、明日の打ち合わせを行う。撮影を翌日に控えていながらエキストラの手配を誰も行っていないとのこと。必要人数は男子8名、女子6名。
今から集まるのか?しかも、中にはエキストラの服装を把握していない人もいる。何人かに「エキストラの服装をきちんとメモした?」と聞くと「うちの学校の普段の格好そのままだから大丈夫。」との返事。夏休みだから制服をクリーニングに出していたりしないだろうか?余計な不安までしてしまう。
なんとか、3時半には終了。果たしてエキストラは集まるのか?撮影中、ジュニア同士の協力体制は築けるのか?
文字通り嵐の予感がするクランクイン前日でした。
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時間ぴったりに揃ったジュニアは9名。キャスティングの続きをし、主役も決まるが、1人のジュニアがシネマハウスの場所を未だに覚えておらず、迷ったと連絡が入る。その子も主役希望だったが、遅刻したため落選。少々ショックだったよう。「もう裏方で頑張ります…」と呟いていた。
午後、ジュニア2名と指導講師が到着。
演出・撮影・音声に別れシーンごとの担当を決める。機材の扱い等、見ていてハラハラすることがあるので、そこはこちらで目を光らせておきましょう。
今日見ていて「おっ」と思ったのは話し合いの場面。今までは誰かがふざけると大人が注意していたが、今日はジュニア同士で「話をちゃんと戻そう」等声がかかっていた。
若干問題のあるジュニアもいますが、その都度喝を入れてやりたいと思います。
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朝9時に新百合ヶ丘駅前集合。何を思ったかジュニアの1名が集合時間を間違え遅刻する。待っていても埒が明かないので、仕方なくサポートスタッフ1名を待たせ、残りは唐木田へ向かう。
唐木田では公園のロケハン。丘の上のベンチ、屋外ステージのような場所、屋根のついた不思議な形の休憩所、噴水……。演出希望のジュニアたちは一生懸命どこに役者をおいてどこから撮るかを考えている。指導講師が決めたら撮影のためにメモを取るように指導をするとこまめにメモを取っていた。
一方、他のジュニアは遠足気分。「遊んでいるならいい加減怒るぞ!」と指導講師も一喝するが、効果なし。恐るべしジュニア。だが、2時間も歩き続けるとさすがに疲れたらしい。おとなしくなる。
ロケハン先の公園での昼食の後、午後からは新百合ヶ丘に戻り金程中のロケハンを行う。遅刻した1人もここで合流。教室を3箇所、屋上、渡り廊下、グラウンドを見て歩く。学校からゼッケンを借りれないか、教室の掲示物はそのまま使えるか、グラウンドの部活動風景をエキストラとして使えないかなど、課題を洗い出していく。
夕方より万福寺町内会館をお借りし、ロケについての打ち合わせなどを行う。未だ主人公の自宅である撮影場所が決まっていない。大きな課題が残る。ジュニアたちの家が撮影で使えないため、サポートスタッフの家をあたってみるか、自宅のシーンをなくすかなど、代替案を考える。
衣装についてはさすがジュニアたちは詳しい。制服をどうするか、鞄をどうするか、どこの学校参加者が多いからどの色で合わせるのがあわせやすいなど決めていく。
最後にオーディションしてヒロインを決定した。他にも決めなければならないことがまだまだある。
明日は休日。撮影に備えてゆっくり休んで下さい。
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