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2000年からはじまった「ジュニア映画制作ワークショップ」では、中学生たちが主体となり短編映画づくりを続け、12本の秀作が誕生しました。等身大の日常を描いたドキュメンタリーや、「いじめ」問題を真正面から描いたドラマなど、フレッシュな切り口の作品は観客からも大きな共感と評価を得ています。
今年度は『ミネラルウォーター(麻生班)』と『ラーメン早食い少女20点(中原班)』の2チームに分かれ、ドラマ作品を制作しています。このサイトでは、活動の模様を紹介します。完成した作品は「KAWASAKI しんゆり映画祭」で上映されますので、ぜひご覧ください。
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朝9時に新百合ヶ丘駅前集合。何を思ったかジュニアの1名が集合時間を間違え遅刻する。待っていても埒が明かないので、仕方なくサポートスタッフ1名を待たせ、残りは唐木田へ向かう。
唐木田では公園のロケハン。丘の上のベンチ、屋外ステージのような場所、屋根のついた不思議な形の休憩所、噴水……。演出希望のジュニアたちは一生懸命どこに役者をおいてどこから撮るかを考えている。指導講師が決めたら撮影のためにメモを取るように指導をするとこまめにメモを取っていた。
一方、他のジュニアは遠足気分。「遊んでいるならいい加減怒るぞ!」と指導講師も一喝するが、効果なし。恐るべしジュニア。だが、2時間も歩き続けるとさすがに疲れたらしい。おとなしくなる。
ロケハン先の公園での昼食の後、午後からは新百合ヶ丘に戻り金程中のロケハンを行う。遅刻した1人もここで合流。教室を3箇所、屋上、渡り廊下、グラウンドを見て歩く。学校からゼッケンを借りれないか、教室の掲示物はそのまま使えるか、グラウンドの部活動風景をエキストラとして使えないかなど、課題を洗い出していく。
夕方より万福寺町内会館をお借りし、ロケについての打ち合わせなどを行う。未だ主人公の自宅である撮影場所が決まっていない。大きな課題が残る。ジュニアたちの家が撮影で使えないため、サポートスタッフの家をあたってみるか、自宅のシーンをなくすかなど、代替案を考える。
衣装についてはさすがジュニアたちは詳しい。制服をどうするか、鞄をどうするか、どこの学校参加者が多いからどの色で合わせるのがあわせやすいなど決めていく。
最後にオーディションしてヒロインを決定した。他にも決めなければならないことがまだまだある。
明日は休日。撮影に備えてゆっくり休んで下さい。
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