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第6回 ジュニア映画制作ワークショップ | 2005/07/28

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2000年からはじまった「ジュニア映画制作ワークショップ」では、中学生たちが主体となり短編映画づくりを続け、12本の秀作が誕生しました。等身大の日常を描いたドキュメンタリーや、「いじめ」問題を真正面から描いたドラマなど、フレッシュな切り口の作品は観客からも大きな共感と評価を得ています。

今年度は『ミネラルウォーター(麻生班)』と『ラーメン早食い少女20点(中原班)』の2チームに分かれ、ドラマ作品を制作しています。このサイトでは、活動の模様を紹介します。完成した作品は「KAWASAKI しんゆり映画祭」で上映されますので、ぜひご覧ください。
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カチンコ

 2005/07/28 木 撮影2日目

 [ラーメン早食い少女20点]
撮影2日目。今日はエキストラとして、ジュニアの友達が協力してくれる日。学校の授業中、休憩中、放課後の廊下や階段のシーンを撮っていく。昨日よりも かなりテンポよく動いていた。
撮影に入ると、脚本のとき以上に、それぞれの個性もちょっとずつ見えてきた。エキストラに てきぱきと指示を出す演出部。ばみり隊長になったジュニアはズボンに千切ったガムテープをいっぱい貼ったり。エキストラの男子を恐れる、かわいい女子高に通うジュニアもいる。
女子が多いので、男子はバカ大将みたいで、またかわいい・・・。

友達を頼んであるのは今日だけなので、エキストラが要るシーンを優先的に4時までに撮り終える。テンポがよくなったとはいえ、難しい演技があるシーンなどでは、演技やカメラアングルを決めるのに まだまだ時間がかかり、なかなか香盤表どおりにはいかない。中学校でロケできるのは明日まで。ますますのチームワークを発揮して、こなしたいものです。がんばれ!
カチンコ

 2005/07/28 木 撮影2日目

 [ミネラルウォーター]
今日も金程中学校をお借りしての撮影。

遅刻の常習犯のジュニア1名が今日も遅刻をする。サポートスタッフ1人が残って集合場所の新百合ヶ丘駅で待ち続けるが、常習犯は暢気に中学校へ直接現れた。映画撮影はチームワークによるものだから遅刻をすれば他の人に迷惑が掛かる。そのあたりをサポートスタッフが言っても、どうも自覚がないらしい。だが、他のジュニア達が徐々にその常習犯の行動が気になり始めているようだ。仲間内で注意する姿が見られた。仲間内の注意の方が効果があるかもしれない……。

午前中は教室での撮影。どうも「ミネラルウォーター」の撮影では1カットOKが出る毎に拍手やハイタッチをするのが流儀になりつつあるらしい。OKの声が出るたびに大騒ぎになる。これでクランクアップしたらどんな騒ぎになるのだろう。ちょっと楽しみだ。だけど、近所迷惑にはならないようにね。
一方、撮影でもおしゃべりで騒いでいると言うシーンがあった。だが、撮影となるとみんな何故か調子が出ない。「1分間騒ぎ続けて」と演出部が指示をしても10秒程度で騒ぎが収まってしまう。静かになってみんな顔を見回して笑うばかり。仕方なくテイク2を撮ると今度は騒ぎすぎて音が割れて録音されてしまった。結局、3度目の正直でOKが出た。

午後からは屋外のシーン。校門前の撮影で、主役がフレームアウトしてからセリフを喋っているのに、演出部はOKを出してしまった。指導講師はなるべくジュニアの演出方針に口を出さないようにしているようだが、さすがに見かねて口を挟む。
4時過ぎになって屋上のシーンを撮り始める。撮影ができるのは5時まで。駆け込みで撮って何とか間に合う。ただ、焦りが出ていてみんな演技が早回しになっていたような……?これを読んで気になる方はどうぞ劇場で見て確認して下さい。
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