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2000年からはじまった「ジュニア映画制作ワークショップ」では、中学生たちが主体となり短編映画づくりを続け、12本の秀作が誕生しました。等身大の日常を描いたドキュメンタリーや、「いじめ」問題を真正面から描いたドラマなど、フレッシュな切り口の作品は観客からも大きな共感と評価を得ています。
今年度は『ミネラルウォーター(麻生班)』と『ラーメン早食い少女20点(中原班)』の2チームに分かれ、ドラマ作品を制作しています。このサイトでは、活動の模様を紹介します。完成した作品は「KAWASAKI しんゆり映画祭」で上映されますので、ぜひご覧ください。
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今日は中学校での撮影3日目。朝からの暑さで、中学生もバテ気味。午前中は図書館の撮影。
録音担当のジュニアは、マイク位置を気にしながら「Good Job!」と朝から自画自賛?
今日、カチンコ係りの子は「よーい、はい」「カット!」に合わせてカチンコの音が響く。いままでシャイだったのに、今日は助監督バリの威勢のよさで、自然とジュニアも声を出し合うように。
午後は,主人公の心境がかわる大切なシーン。撮影前に円陣を組んで、みんなの意識を集中!
ダラダラモードになっていたのに、切り替えの早さは、さすが現代っ子。
教室のシーンでは、お喋りしているクラスメイトが必要となり、さっそくテンションを上げる女の子達。久々に”黄色い声”を聞きました。
暑さのせいか!?みんないい具合にネジが外れてきた中原班でした。
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昨日に引き続いて金程中学校での撮影。
午前中は出席を取るシーンの撮影。金程中学校の校長先生に教師役として出演して頂く。実はこのシーン、大まかにどういうことをするのか打ち合わせは出来ているのだけど、台本は全くの白紙。シーンナンバーだけしか振られていない。そんな状態だから、折角校長先生をお呼びしたというのに、出席を取るのは男女混合か男女別かで、議論になってしまう。最終的には、このシーンの演出担当の決断で男女別の扱いにする。
このシーンの演出担当は校長先生に対しても容赦ない。「家族のことを心配するかのように演じて下さい。」とダメだしをする。それにしても、さすが本業の教師。ジュニア達にとっての教師のイメージと一致したようで、醸し出す雰囲気については大絶賛でした。
午後の最初は教室でのヒロインの回想シーンの撮影。昨日、一昨日と違い今日はエキストラを呼んでいなかったため、ヒロインの背景の席が空いてしまう。内部エキストラもみんな既にどこかの席に座って映ってしまっているため、ヒロインの背景の席に移るのはちょっとむつかしい。
演出がそう悩んでいたら、ヒロインの友人役の子が「私、別人になれますよ?」と言って、眼鏡を外し、束ねていた髪を下ろしはじめた。一応、これで解決か?瞬間移動したように見えなければいいけど……。
3時過ぎから渡り廊下での撮影。渡り廊下を歩くカットをこのシーンの演出担当は短く切ろうとしてしまう。編集泣かせと思ったのか指導講師は長く撮るように指導をする。長く撮ろうとすると今度は録音部が戸惑う。移動が長くなってしまうので持ってきたケーブルを最大に繋いでも足りなくなってしまった。それでも音は何とか拾えたようです。
ちなみに、録音部がマイクを持って歩いたのはテニスコート上。テニスシューズを持っていなかったので、靴を脱いで歩かざるを得なくなっていました。炎天下でテニスコートは焼けるような熱さ。マイクを持っていたジュニアは足の裏の熱さ対策に躍起になっていました。
5時ぎりぎりまでの撮影だけど、昨日よりはややゆとりを持って終了。お疲れ様でした。
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