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2000年からはじまった「ジュニア映画制作ワークショップ」では、中学生たちが主体となり短編映画づくりを続け、12本の秀作が誕生しました。等身大の日常を描いたドキュメンタリーや、「いじめ」問題を真正面から描いたドラマなど、フレッシュな切り口の作品は観客からも大きな共感と評価を得ています。
今年度は『ミネラルウォーター(麻生班)』と『ラーメン早食い少女20点(中原班)』の2チームに分かれ、ドラマ作品を制作しています。このサイトでは、活動の模様を紹介します。完成した作品は「KAWASAKI しんゆり映画祭」で上映されますので、ぜひご覧ください。
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指導講師と映画学校から手伝いにきてくれている学生さんはPCの前で編集作業。OKカットを脚本の順番に並べなおしていく。
ジュニアは、わずか半数の参加。
祖父母の家に行ってたり、部活動だったりと、ほかの夏の大事な行事をこなしているようです。
参加したジュニアは、映画のエンドタイトルと明日の撮影の構想を練る。明日は水をかけるシーンを撮る。これは役者がぬれてしまうので、撮り直しができない難しいショットになるので、事前の打ち合わせが大切だ。明日はクランクアップで、夕方は音楽を手伝ってもらう人と打ち合わせがあるので、できればエンドタイトルを撮ろうと思っていたが、録音を手伝ってもらう人のフルネームが判らないまま6時になってしまい、終了。明日は、忙しい一日になりそうです。
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7時45分唐木田集合。途中早退4人、午後からの参加1人だったけど、久しぶりに全員の顔が見られた1日でした。ただ、朝からの参加で遅刻したのが4名。常習犯はともかく、今まで1回も遅刻をしたことがない人まで遅刻をしていました。聞いたところ、寝過ごしたり、電車を乗り間違えたりしたらしいです。さすがに連日の撮影で疲れているのでしょう。
撮影場所は7月23日にロケハンをした公園。午前中の前半は屋外ステージでの撮影、後半は丘の上のベンチでの撮影でした。以前、ロケハンをしたときは曇天だったので天候の影響はなかったのですが、今日は晴れ。丘の上に日を遮るものは一つもありません。しかも、照り返しは激しい状態。撮影は太陽との戦いになりました。
役者以外は帽子をかぶっているので少しはマシなのですが、それでも冷却用ジェルを体に貼って水分補給をこまめにしないとすぐに顔が火照ってきます。役者に至っては帽子はかぶれないし、冷却用ジェルをつけたままにも出来ないので大変です。カットの声が掛かるたびに日傘で影を作り、うちわで扇いでいました。
午後の撮影は屋外ステージと公園入口の歩道での撮影。午前中の撮影で疲れたのか、午後の撮影はなかなかエンジンの掛からない状況。お喋りをしていて、なかなか演出の声が通りませんでした。しかし、公園の撮影には許可をもらった時間があり、その時間内に撮らねばならないことをサポートスタッフの1人が告げると、テンポに乗って撮り始めました。
公園入口の歩道は周辺の生活道路になっているようで、頻繁に自転車や歩行者が行き交うところです。ジュニア達はなるべく行き交う人を優先して撮影を行うようにしたり、撮影場所を人が迂回してくれたりすると、「ありがとうございます」などの声を発したりするようになりました。また、遊んでいる人がいると、ジュニア自ら必要な仕事をその人に割り振ったりする光景も見られるようになりました。以前に比べると撮影中に周りのことを考える余裕も出てきたのかなと思います。
今日の撤収後に、ジュニア達が消費した水の量を計算してみたら、1人あたり約4リットルでした。ジュニアの皆さん過酷な暑さの中、お疲れ様でした。
タイトルの撮影以外は今日にて終了。一応のクランクアップです。
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