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2000年からはじまった「ジュニア映画制作ワークショップ」では、中学生たちが主体となり短編映画づくりを続け、12本の秀作が誕生しました。等身大の日常を描いたドキュメンタリーや、「いじめ」問題を真正面から描いたドラマなど、フレッシュな切り口の作品は観客からも大きな共感と評価を得ています。
今年度は『ミネラルウォーター(麻生班)』と『ラーメン早食い少女20点(中原班)』の2チームに分かれ、ドラマ作品を制作しています。このサイトでは、活動の模様を紹介します。完成した作品は「KAWASAKI しんゆり映画祭」で上映されますので、ぜひご覧ください。
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今日はいよいよダビング、ジュニアたちの今までの作業が結集される日だ。撮影時に同時に録音した音、撮影時にうまく録れていなくて録り直した音、みんなで選んだ効果音、そして音楽のすべてを映像につけて、最後はバランスよくミックスしていく。
午前中は「ラーメン早食い少女20点」チーム。ダビング指導の先生やお手伝いの映画学校の学生さんが前日徹夜で音を仕込んでおいてくれたので、スムーズに進む。段階を経て何度も観ていくと、音以外の映像にも気になるところが出てきて、午後ちょっとだけ撮り直す(ジュニアたちのこだわりはスゴイのです)。効果音や音楽がつくと映画みたい!だと自分たちの作った映画なのに(だからか)、感動しきりであった。終了後は10月1日の発表会場の飾りつけなどを話し合い、買い物にでかけた。まだジュニア・ワークショップは終わってないということです。
午後は「ミネラルウォーター」チーム。基本的には午前と同じ作業だが、こちらは音楽を作曲ではなく、選曲にしたのとコメディのため効果音が多いため、音の選び直しや付ける場所選びに時間がかかる。参加ジュニアの数が多いことやコメディのためか、午後のジュニアたちは なかなかに騒がしい。途中、ダビング指導の先生から「たった20分間しゃベらずにいられないの?」と喝を入れられる場面も。こちらのチームも音がついて映画らしくなると、なぜか映像のほうに気になるところが出てきたようです。
予定どおり、2本の素晴らしい映画が仕上がり、明日は完成試写。
大きな画面で観て、どう感じるのか楽しみです。
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