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2000年からはじまった「ジュニア映画制作ワークショップ」では、中学生たちが主体となり短編映画づくりを続け、12本の秀作が誕生しました。等身大の日常を描いたドキュメンタリーや、「いじめ」問題を真正面から描いたドラマなど、フレッシュな切り口の作品は観客からも大きな共感と評価を得ています。
今年度は『ミネラルウォーター(麻生班)』と『ラーメン早食い少女20点(中原班)』の2チームに分かれ、ドラマ作品を制作しています。このサイトでは、活動の模様を紹介します。完成した作品は「KAWASAKI しんゆり映画祭」で上映されますので、ぜひご覧ください。
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3日間の学校撮影ののち昨日は撮休。
しかし、忙しいジュニアたちは塾や部活等の用事などで休む暇などなかったようです。
中には疲れがたまったのか、せっかくの休みに鼻血を出した子もいたようで、少々心配です。
それはさておき、この日の午前中はミュージアムで今まで撮ったシーンのラッシュを観ました。
自分の出演シーンを冷静に見る子もいれば、自分の声が気持ち悪いと言う子。撮影班、「あれはもしやコード???」。
ともかくこの間で自分達の撮影を振り返ることができたことはいいことだったように思います。
昼食後は午後に行う河原のシーンと学校で取り残したシーンのリハーサル。
出番のない男子トリオは退屈して、プロレスごっこ?さながらじゃれ合う場面も。止めるどころかお腹抱えて笑ってました。ゴメンナサイ。
この日はカチンコ係の子のテンションが超高かったのです。3時をすぎて、多摩川に移動。しかしなかなか絵になる場所が見つからずに右往左往しましたが、やっと見つかり撮影スタート。
リハーサルの効果ありで演技、とってもよかったです。
6時近くになってやっと撮影終了。おつかれさまでした。
撮影が終わってもテンションが上がりきった状態のままのカチンコくん、デーモン小暮ばりにずっと笑ってました。
明日もカチンコお願いしますよ。
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当初休みの予定だったこの日、前日のミーティングで決まりきらなかったことを決めるために急遽ミーティングを行うことに…中学生はもとより、スタッフもかなり疲労困憊ではあるものの、彼らがやると言った以上、それを拒否する理由はありません。但し、会場の関係で午前中の3時間だけということに。
この日話し合ったのはエンディングの内容、オープニングタイトルをどう撮るかという2点。エンディングはただクレジットを流すのは芸がないということで、ジュニア1人1人が登場するタイプに決定。ただ、撮影の日に全員参加できるかどうかわからないので、スケジュール調整するのがとても難しいようでした。オープニングは、「チェンジ!」というタイトルを氷でつくり、アクリル板などの上に置いてそれを下から撮るというもの…実際撮ってみないとわかりませんが、うまくいくんだろうか。普段、何かのうちあわせだというと、必ず本題から逸れてダラダラ時が過ぎていましたが、この日はさすがに時間もなく、割とテキパキ決めていたと思います。
午後は登場人物(真二)の自宅撮影のためのロケハン隊と、チェンジ!という氷を作るための型用粘土を買いに行く隊とに分かれました。
日を増す毎に感じるのは、皆の団結力が向上していること…ジュニアだけではなく、スタッフとジュニアの関係も親密になってきています。映画が完成するのは嬉しいけれど皆と別れるのは寂しいと感じている子もいるようで、「クランクアップ前にそんなことを考えるな!」と彼らに鞭を打つ一方、そんな気持ちも理解できる今日この頃です。
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今日はエンドロールの話し合い。
「皆で丘を駆け下りて金八先生っぽくしたい」、「ミネラルウォーターを飲む」等の案が出ましたが、みんな集中力が無く、主に話し合いをしていたのは女の子二人。撮影は結構頑張ってたのに、話し合いになると…。結局、エンドロールについては校門や公園等で撮ることになりました。
話し合いが終わってから、ジュニア5人と指導講師、学生スタッフ、サポート2人で主人公の男の子の家をロケハン。外観もお洒落で、地下を入れたら4階建てのお家。しかし肝心の部屋が撮影しにくいため、明日また他の家を見に行くことになりました。
今日中にエンドロールとメインタイトルについて決めたかったのですが、エンドロールだけで3時間以上かかってしまい、ロケハンにも行かないといけなかったので、メインタイトルについては明日決めることになりました。当初の予定では明日はお休みのはず。しかし、「もう話し合う日がない」と指導講師に言われ、ジュニア達は「じゃあ明日集まる」とやる気のある一面を見せました。
常にジュニア達には苛々させられていますが、毎日必ず1回は感心する場面も見られます。だから、こっちも頑張ろうって気になっちゃうのかなぁ…。
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今日は中学校での撮影3日目。朝からの暑さで、中学生もバテ気味。午前中は図書館の撮影。
録音担当のジュニアは、マイク位置を気にしながら「Good Job!」と朝から自画自賛?
今日、カチンコ係りの子は「よーい、はい」「カット!」に合わせてカチンコの音が響く。いままでシャイだったのに、今日は助監督バリの威勢のよさで、自然とジュニアも声を出し合うように。
午後は,主人公の心境がかわる大切なシーン。撮影前に円陣を組んで、みんなの意識を集中!
ダラダラモードになっていたのに、切り替えの早さは、さすが現代っ子。
教室のシーンでは、お喋りしているクラスメイトが必要となり、さっそくテンションを上げる女の子達。久々に”黄色い声”を聞きました。
暑さのせいか!?みんないい具合にネジが外れてきた中原班でした。
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昨日に引き続いて金程中学校での撮影。
午前中は出席を取るシーンの撮影。金程中学校の校長先生に教師役として出演して頂く。実はこのシーン、大まかにどういうことをするのか打ち合わせは出来ているのだけど、台本は全くの白紙。シーンナンバーだけしか振られていない。そんな状態だから、折角校長先生をお呼びしたというのに、出席を取るのは男女混合か男女別かで、議論になってしまう。最終的には、このシーンの演出担当の決断で男女別の扱いにする。
このシーンの演出担当は校長先生に対しても容赦ない。「家族のことを心配するかのように演じて下さい。」とダメだしをする。それにしても、さすが本業の教師。ジュニア達にとっての教師のイメージと一致したようで、醸し出す雰囲気については大絶賛でした。
午後の最初は教室でのヒロインの回想シーンの撮影。昨日、一昨日と違い今日はエキストラを呼んでいなかったため、ヒロインの背景の席が空いてしまう。内部エキストラもみんな既にどこかの席に座って映ってしまっているため、ヒロインの背景の席に移るのはちょっとむつかしい。
演出がそう悩んでいたら、ヒロインの友人役の子が「私、別人になれますよ?」と言って、眼鏡を外し、束ねていた髪を下ろしはじめた。一応、これで解決か?瞬間移動したように見えなければいいけど……。
3時過ぎから渡り廊下での撮影。渡り廊下を歩くカットをこのシーンの演出担当は短く切ろうとしてしまう。編集泣かせと思ったのか指導講師は長く撮るように指導をする。長く撮ろうとすると今度は録音部が戸惑う。移動が長くなってしまうので持ってきたケーブルを最大に繋いでも足りなくなってしまった。それでも音は何とか拾えたようです。
ちなみに、録音部がマイクを持って歩いたのはテニスコート上。テニスシューズを持っていなかったので、靴を脱いで歩かざるを得なくなっていました。炎天下でテニスコートは焼けるような熱さ。マイクを持っていたジュニアは足の裏の熱さ対策に躍起になっていました。
5時ぎりぎりまでの撮影だけど、昨日よりはややゆとりを持って終了。お疲れ様でした。
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撮影2日目。今日はエキストラとして、ジュニアの友達が協力してくれる日。学校の授業中、休憩中、放課後の廊下や階段のシーンを撮っていく。昨日よりも かなりテンポよく動いていた。
撮影に入ると、脚本のとき以上に、それぞれの個性もちょっとずつ見えてきた。エキストラに てきぱきと指示を出す演出部。ばみり隊長になったジュニアはズボンに千切ったガムテープをいっぱい貼ったり。エキストラの男子を恐れる、かわいい女子高に通うジュニアもいる。
女子が多いので、男子はバカ大将みたいで、またかわいい・・・。
友達を頼んであるのは今日だけなので、エキストラが要るシーンを優先的に4時までに撮り終える。テンポがよくなったとはいえ、難しい演技があるシーンなどでは、演技やカメラアングルを決めるのに まだまだ時間がかかり、なかなか香盤表どおりにはいかない。中学校でロケできるのは明日まで。ますますのチームワークを発揮して、こなしたいものです。がんばれ!
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今日も金程中学校をお借りしての撮影。
遅刻の常習犯のジュニア1名が今日も遅刻をする。サポートスタッフ1人が残って集合場所の新百合ヶ丘駅で待ち続けるが、常習犯は暢気に中学校へ直接現れた。映画撮影はチームワークによるものだから遅刻をすれば他の人に迷惑が掛かる。そのあたりをサポートスタッフが言っても、どうも自覚がないらしい。だが、他のジュニア達が徐々にその常習犯の行動が気になり始めているようだ。仲間内で注意する姿が見られた。仲間内の注意の方が効果があるかもしれない……。
午前中は教室での撮影。どうも「ミネラルウォーター」の撮影では1カットOKが出る毎に拍手やハイタッチをするのが流儀になりつつあるらしい。OKの声が出るたびに大騒ぎになる。これでクランクアップしたらどんな騒ぎになるのだろう。ちょっと楽しみだ。だけど、近所迷惑にはならないようにね。
一方、撮影でもおしゃべりで騒いでいると言うシーンがあった。だが、撮影となるとみんな何故か調子が出ない。「1分間騒ぎ続けて」と演出部が指示をしても10秒程度で騒ぎが収まってしまう。静かになってみんな顔を見回して笑うばかり。仕方なくテイク2を撮ると今度は騒ぎすぎて音が割れて録音されてしまった。結局、3度目の正直でOKが出た。
午後からは屋外のシーン。校門前の撮影で、主役がフレームアウトしてからセリフを喋っているのに、演出部はOKを出してしまった。指導講師はなるべくジュニアの演出方針に口を出さないようにしているようだが、さすがに見かねて口を挟む。
4時過ぎになって屋上のシーンを撮り始める。撮影ができるのは5時まで。駆け込みで撮って何とか間に合う。ただ、焦りが出ていてみんな演技が早回しになっていたような……?これを読んで気になる方はどうぞ劇場で見て確認して下さい。
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心配された台風も早めに通り過ぎ、絶好のクランクイン日和(?)となった。
幸い中学校校舎内の撮影予定のため、今夏最高の35℃を記録する中ではあったが、水分を定期的に補充しながら暑さにめげず、みんな頑張りぬいた。
午前中は、クランクインの掛け声よろしくスタートしたが、機器類の準備や段取りに時間をとられたり、掛け声ひとつままならなかった。しかし指導講師の指導よろしく、実践教育が積み重ねられ、それぞれの役割分担もそれぞれが認識するようになっていった。
本番にもかかわらずマイクコードがカメラに装着されなかったり、カメラスタートしないまま本番に入ってしまったり、撮影後「カット」の声まではよかったが、その後OKなのかどうかの指示が出なかったり戸惑うことも頻発した。(後日のとってもよい思い出になるのでは?)
午後に入り、撮影用最終台本も手渡され、お腹も一杯になり気分転換がはかれたせいか、協力体制も何となく様になってきた。
今日の予定は全て完了とはいかなかったが、素晴らしい作品に仕上がる片鱗もみられた。明日からは、もっと自主的にテキパキ運営されるものと期待している。
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今日は、撮影一日め。午前中は、要領を得ないようでのんびりシーン1を撮り終えました。午後からは、さすがにスピードアップするかと思いましたが、変わらず、結局、予定の1/2しか進みませんでした。でも、途中で「給水タイムにしよう」とスタッフが言った時、「このカットが終わってから!」とやる気のある返事をしてくれた場面もありましたので、明日に期待したいと思います。
ただ、撮影が終わった後、機材の後片付けをせずに自分のことをし始めてしまったので、明日はちゃんとやらせようと思います。
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明日をクランクインに控えて今日は最後の準備。持ち物や小道具の確認、本読み等を行いました。
撮影部、録音部はカメラやマイクの練習。映画学校の学生さんに指導を受けながら本番に向けてそれぞれの機器の操作の確認をしました。
きっと本番では素晴らしいカットを撮ってくれることでしょう。
午後は台風の関係で15時に終了。明日の天気が心配ですが、なんとか台風が早く去ってくれることを祈りたいと思います。
さあ、いよいよ映画づくりが始まるぞ!!
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