10:00〜13:30 日本映画学校 第4トレーニングルーム
今年は昨年度までと違って1チームのみの少数精鋭型になりました。初日である今日はオリエンテーションです。
今年の参加者は21名。今日は19名が出席しました。21名の内訳は、2年連続の参加者が4名、昨年エキストラで撮影に参加した人が1名、今年初めて参加した人が16名。男女別では男子8名、女子13名でした。
指導講師は藤得悦先生、プロデューサーは橋本信一先生、総合プロデューサーは武重邦夫先生です。
また、初日からJ:COMせたまちの取材や、東海大学で情報リテラシーについて研究されている方々の見学がありました。
午前中は主に下記が行われました。
・映画を作る際の役割と作り方の説明
・映画祭実行委員長の挨拶
・各自の自己紹介
・スケジュールと出席可能な日程の確認
・昨年度制作作品『チェンジ』の鑑賞
昨年の麻生班同様、今年も役者を希望する人が多いようです。また、部活動などで長期間抜けざるを得ないと言う人は少ないようなので、役者の心配はいらないようです。
昼休みを挟んで午後は
・『チェンジ』を見ての意見交換
・シナリオの作成についての説明
が行われました。
『チェンジ』を見ての意見交換では、「身近にありそうで面白い。」「セリフ回しがよくできていて面白い。」と言う意見がある一方で、「展開が早くて見ている側がついて行きづらい。」「編集の繋がりがおかしい部分がある。」と言う鋭い指摘もありました。
また、昨年度作った本人たちからは「展開の早さは自分たち中学生自身の生活のテンポを表している」と言った声や、藤得先生からは「編集を考えて撮影しないと指摘したようにアクションが飛んでしまうこともあるから気を付けて撮らなければならない。」、「作り手側が分かっているだけでなく見ている人にも分かるようにしなければならない。」などの解説もありました。
今年は連続参加の人もいるせいか、初日にしては活発な意見交換が行われていました。
シナリオの作成については、作成する手順、書く内容についての説明がありました。
手順としては、まずあらすじを書き、徐々に深堀して脚本とすること。また、7/21ぐらいまでに決定稿を作成しなければ後の準備が間に合わないこと。
書く内容としては、その作品は何を言いたいのか、自分の描きたいことは何か、主人公の思いは何かなどの説明がありました。
参加生からは「登場人物は何人くらいがいいか?」、「長さはどれくらいを想定して書くべきか?」など質問がありました。演劇部で台本を書き慣れた人もいて、シナリオはどういうものか要領はつかめているようです。
今日の宿題は以下の2つです。
・自分の作りたいシナリオのあらすじを400字詰め原稿用紙3〜5枚に書いてくること。
・自分の家を撮影で使えないか親に相談すること。
2年振りの一般公募だった昨年は最初はみんな遠慮しがちで旗振り役になる人がいなかったのですが、今年は勝手が分かっている人もいて期待してしまいます。
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