教室風景

2011/07/22(金) ロケハン


午前中はまず撮影スケジュールの調整。指導講師の方で大まかなスケジュールを作成して見せたところ、参加生の欠席の日との関係でそのままでは撮影できないことが判明しました。今日中に調整は難しそうなので、一旦結論は先送りとなりました。
ついで、昨日出来た準備稿についての議論。いくつかの不明点の指摘が出たので、今日の終了後に修正することになりました。

午後は日本映画大学の白山校舎に移動してロケハンを行いました。
体育館、体育館前、教室2箇所(一般教室、部室に見立てた教室)、階段を見て回り、撮影をした場合の動きや、撮影した場合の飾り込みを考えて行きました。

17時に解散。脚本担当だけ準備稿から決定稿に向けた修正を行うため、指導講師と技術サポート2人に指導を受けながら居残りで脚本の打ち合わせを行いました。

上に戻る

2011/07/17(日) 技術講座


予定より10分程度早く全員集合したので、ちょっと早めに開始。本日は『無情素描』などの撮影をされた山内大堂さんによる技術講座です。

午前中は撮影をする上で必要な基礎知識を座学で教わりました。
IRIS(絞り)、ND(減光)、SS(シャッタースピード)、ズーム、フォーカス……。一旦そこまで説明したところで、机をどかして実際にカメラでそれらを変えたときに画面にどのような変化が現れるかを確かめてみました。次いで、マイク、照明、カチンコの使い方の説明。カチンコなど存在は知っていてもそれが何故使われているのかなど知らなかった人も多いようで、みんな熱心にメモを取りながら聞いていました。

午後はカット割りの説明と模擬撮影でした。
構図として引き~アップやカットバックの考え方を踏まえた上で、過去作品『チェンジ!』の脚本の1シーンを例に2~3人の4グループに分かれて、カット割りを実践してみました。みんなカット割りには自分なりの考え方があるようでグループ内でなかなか意見がまとまらないこともあったようです。
グループ毎にカット割りが出来たところで模擬撮影に入りました。4グループあるので、演出、撮影、録音、俳優をローテーションして各グループ1回ずつそれぞれの役割を行う予定でしたが、初めてなので段取りを覚えるだけでも手一杯のようでした。17時までの予定を1時間延ばして18時までとしましたが、屋内撮影を2回、屋外撮影を1回行ったところまでで残念ながら時間切れ。ただ、脚本制作で頭を捻ってばかりいたので、今日の技術講座は良い気分転換になったようです。

最後は今日撮影した素材をみんなで確認しました。さて、思い通りに撮れていたのでしょうか?

上に戻る

2011/07/16(土) 脚本制作3回目


午前中は、まず、前回行った個別面談で、講師から各々アドバイスされた箇所をふまえて書いてきた作文を全員で読みました。
その後、この日に出席したメンバーを3つのグループに分け、グループ毎に話し合いをしました。

午後は、候補の作品を3本に絞りました。進行役を2人立て、1作品づつストーリー展開を確認しつつ、改善点などについて議論がなされました。

ただし、話し合いは足踏みのように前へ進んだという感じはあまりなく、1本に決定するには、まだ誰も予想がつかないといった状況です。

次回は少し気分を変えて、カメラなどの機材の使い方を学ぶ技術講座です。脚本については、絞られた3本のそれぞれの作者が集まり、改めて議論をする予定になっています。

上に戻る

2011/07/09(土) 脚本制作2回目


前回の宿題は脚本を書いてくること。目安は400字詰め原稿用紙15枚程度。書けなければ書けるところまでで良いというものでした。
しかし、さすがに1週間で原稿用紙15枚の脚本を書いてくるのは難しかったようで、集まった時点で最後まで書き終えていたのは1人のみ。唯一書き上げていた人は参加前から元々作りたい脚本があって書き上げていたとのこと。

そこで、午前中は1時間半程度を確保して、まず脚本を終わりまで書き上げることにしました。書き終わった人の分から順次人数分コピーして配布。書き終わり次第、他の人の作品を黙読し午前中は終了となりました。

午後からは前回同様に自分の作品について説明をし、他の人から質問や意見などを聞きました。脚本形式となり前回より内容が詳細になった分、具体的な質問や意見が出ていたようです。一方で文章としては分かるのだけれども、映像のイメージとして描かれていない心の動きなどがあり、まだ脚本としては磨き上げなければならない部分もありました。

全員一通りの説明が終わったあとは、まだ脚本を修正したい人と希望する人に限って、指導講師より個別指導を行いました。結局、全員が希望したので、皆個別に脚本の指導を受けていました。自分の書いてきた脚本にはやはり思い入れがあるのでしょうか?

今日の宿題は指導を受けた点などを加味して脚本を修正してくると言うもの。ただし、これ以上自分の脚本の執筆を希望しない場合は、特に宿題はなく次回以降ほかの脚本のサポートを行うことになります。

上に戻る

2011/07/02(土) 脚本制作1回目


講師の藤得さんも今回から合流し、本格的な脚本制作が始まりました。今日の出席者は7名。
午前中は講義形式でワークショップに参加するに当たって知らなければならないこと話しました。映画制作を行うに当たって必要となる役割、参加する上での心得、映画制作の流れ、映画を作る上でのシナリオなどの考え方などが主な内容です。

午後はまず過去の制作作品『チェンジ!』を鑑賞し、シナリオの書式など形式的な書き方の講義。
後半は円卓になって、前回の宿題である作文を各々書いた人が読み、他の人は内容の不明点や矛盾点、改善すべき点などを挙げていきました。かなり厳しい意見や質問も飛んでいて、皆真剣に取り組んでいるようでした。白熱していましたが、終了予定の17時となりやむなく終了。

今日の指摘を踏まえて脚本形式で原稿用紙15枚程度に仕上げてくる宿題が出ました。

上に戻る