G.M.M. 班
ひ に ち : | 7月29日(土) |
かいたひと: | ヒロ |
今日は待ちに待った撮影初日。何度も何度も書き直したみんなの苦労の結晶『ドジ』がやっと映像になっていくのであります。楽しみだね。記念すべき最初の撮影シーンはG.M.M.メンバーの瞳ちゃん宅をお借りしての室内での撮影。瞳ちゃんの家の皆さん、どうもありがとう。 さあさあ、撮影スタートなんですが、みんな一応映画作りの講習を受けたとはいえ、実際に初めての現場となると監督、カメラ、出演者などの各パート皆、自分が何をやったらいいのか分からない様子でなかなか自分の意志では動けない状態。この様子を見かねた先生はあくまで中学生自身に考えて自分たちの画を撮ってもらうため、各シーン各シーン、ヒントを与える形で撮影は進んでいった。そんな状態の中、この現場で唯一のびのびしていたのがカメラを担当していた瞳ちゃん。現場が自宅と言うこともあって余裕を持って撮影に没頭し、撮影助手として手伝いに来て下さっていた映画学校生のKさんもびっくりのカメラワークを披露してくれた。いいぞ!何度も何度もテイクを繰り返したシーンもあったが、みんな徐々に緊張もほぐれてきて、何とかここでの撮影を終了。お昼は瞳ちゃん家の、実際撮影で使用させていただいたリビングをお借りして、各自持参のお弁当を食べました。本当に瞳ちゃん家の皆さんお世話になりました。 次に現場を移動してG.M.M.メンバー裕子ちゃんの自宅前の駐車場をお借りしての撮影。しかもここでは裕子ちゃんのお母さんにも出演してもらう予定。お母さん、よろしくお願いします。 この現場では1つトラブルが発生。このシーンで出演予定だった裕子ちゃん家のご近所の犬が体調不良で出演キャンセル。うー、困った。そこで急遽裕子ちゃんのお母さんに犬を飼っていらっしゃるお宅を紹介してもらいながらの犬探しの旅に。しかし、しかしダメな日はとことんダメなのか、3軒のご近所を紹介してもらい訪問したが散歩中、犬の吠える声は聞こえるが家族の方がお留守、昨年亡くなった、とトラブル続きで結局お犬様に御対面出来ず。うー、仕方がない、ということで犬が登場するシーンを急遽設定変更。さてさて、どういうことかこの新しい設定のシーンがなかなかいいではないか。このシーンは元々犬にちょっかいをかける中学生を裕子ちゃんのお母さんが演じるおばちゃん(失礼)が注意するというシーンなのだが設定が変わっても、裕子ちゃんのお母さんの女優顔負けのすばらしい演技で新しいシーンは大成功。カットが入った瞬間拍手喝采。先生も絶賛の演技でした。裕子ちゃんのお母さん、ありがとう。映画祭、お待ちしております。 ここでの撮影はみんな余裕が出てきたのか動きがよく、カメラも固定、手持ち、裕子ちゃん家の2階をお借りしての上から、と思考を凝らした撮影ができました。 みんな、この調子で明日からも頑張ろう。 |