C'est la vie 班

ひ に ち : 7月31日(月)
かいたひと : N


9時 映画学校集合

なんだか今日はものすごく疲れた。それもそのはず。朝、役者は着替えと自転車をとりに8時45分にスタッフルーム集合。かぎを開けに私も行く。さぁ行こうかと思ったら、一人が自転車のかぎを家に忘れたと言う。びっくりして家に電話をかけてもらう。おうちの人に持ってきてもらうか、どうしようかと思っていると、なんと自転車にチェーンがかかっているだけで、タイヤにかけているわけではなかったのだ。というわけで自転車は動くのだ。あーびっくりした。役者は自転車で映画学校へ向かう。

私もやっと映画学校に着く。みんなは撮影場所の麻生川に向かうところ。ところがカメラに使うバッテリーが切れそうとのことで私はまたスタッフルームへ取りに行くことになる。フゥ。がんばって行ってきた。麻生川に着く。と、映画学校から電話が。さっき電話したおうちのお母様が車で撮影現場まで自転車の鍵を持って来てくれるとのこと。一生懸命現場までの道のりを説明していたらみんなは荷物を置いてどんどん遠くへ。えーん、さびしいわ。私は荷物番をする。無事撮影も終わり、お昼。それからひのき山公園で丘のシーンを撮影。ちょうど疲れたかんじの演技が必要な場面。みんな本当に疲れてた。このままのかんじがいいのであまり「がんばれー」って応援しないようにした。なかなかいい画が撮れてるよ、きっと。

あしたは残りの丘のシーン。明日で撮影終了したらいいなー!

ひ に ち : 7月31日 (月)
かいたひと :


朝、役者組の4人は8時45分にスタッフルームに集合し、お着替え。 他のみんなは9時映画学校集合。 機材を持って、麻生川ほとりの小道に歩いて行く。 ここに生えている木々は桜で春になるととてもいい場所になるそうだ。 今日はいい天気。 というか雲一つない快晴。 みな足取りも軽い。 土曜と日曜は休みだったからね。

ここで撮ったシーンは自転車に乗って疲れているところ。 途中、春香が転ぶ。 何度も取り直した。 春香役の人が少しかわいそうだった。でもみんな笑顔。 この後のことも知らずに。 午後、ひのき山公園で丘に登るところと降りてきて、年男の自転車がなくなっているというクライマックスのシーンを撮影。 暑い、あつーーーーい、しかも蚊がたくさんいるーーー!!! 自然とみな笑顔がなくなり、辛そうだった。先生いわく、「いいねーーその疲れている演技がいいよ!!」と出演者の4人に。ほんとに疲れているんでしょ、と思った。 だけど監督は容赦しない。 自分が納得するまで撮り直す。 ここで妥協したらいけない。 せっかくの作品が台無しになる。 出演者が黙りがちになってきたので、なるべく声を出そうと努めた、「はい本番!!!」 「がんばれー!!」 みんなよく頑張った。 きっといい作品になると僕は思った。