映画学校
もう、今日しかない。今日音楽を録音できなかったらどうにもならないのだ。どうする!のかなぁ? 午前中は口出ししないように、編集室にいる。時々録音のスタジオをのぞきに行くがあまり進展がないようだ。12時。しびれを切らしてスタジオへ。
「本当にどうするの?今日録音できなかったらもう録音するチャンスはないんだよ。音楽、既製のにする?どうする?お昼にする前に決断だけしちゃおうよ。」と言って、待ってみる。一応、既製の曲を使う使うならコレっていうのは決めてある。その辺はしたたかなのだ。みんなで話し合って、この曲をみんなで演奏したらどうかというアイデアが出る。譜面を持っている人がいることにはいるが、家にあると言う。取りに行ってもらうのか、既製の曲を使うのか、新たな曲を作曲するのか、どうするのか。あーじれったい。でもそんなこと言えない。みんなだって一生懸命なんだ。すると、映画の最後に使う曲を作曲してくれた人が19の「あの紙ヒコーキ くもり空わって」の譜面を持ってきているという。どうするか多数決を取り、CDをそのまま使うのではなく、既製の曲を使っても自分達で演奏したいということで、みんなで演奏&歌を歌うことになる。自分達の手でやりたいというみんなに感激。時間があまりないのでお昼を食べてすぐ練習。ギター、ピアノ、歌。がんばっていた。映像とぴったりあうように時間も考える。そしていよいよ本番。映画学校の先生が録音を担当してくれた。ちょっと緊張気味のテイク1。何度か録音し直して、なんとかとり終えることができた!終わった時のみんなのすがすがしいよい笑顔。みんなおつかれさま。あとは明日でできあがるね!よくがんばった!!
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