みなさまお疲れ様です。バイトの忙しそうな藤井ちゃんに代わって、私滝沢が勝手に日誌を書いてみようと思います。でももしかしたら藤井ちゃんが自分で書くこともあるかも知れないので、「滝沢編」ということで読んで下さい。
今日は新百合駅前に8時半に集合。中学生の友達もエキストラとして集まってくれている。歩いて中学校まで移動する。とても暑い日。
先生と合流し、早速撮影開始。まずは、教室のシーン。進太郎くんと美紀ちゃんが二人でお弁当を食べているのを見て、他の女の子たちが二人は付き合ってるの?とおしゃべりするシーンだ。…しかし!なんか二人の間に微妙な距離が…。机が離れている。進太郎くんはやっぱりすごく照れ屋だ。かわいい。
撮影はなおも続く。マドンナ的存在の美紀ちゃん登場のシーン。明役の子はじめ、男の子たちは美紀ちゃんのぶりっ子ぶりに呆れる。「すげーよ。あいつ普段とは別人だよ…」そのシーンに続く明くん・友広くんの「幸せだ〜」という心の声の音だけ録音する。と、友広くんのしゃべりがなんか訛っている!?なんか東北弁入ってます。笑いながら撮り直し。
教室のシーンを撮れるだけ撮って、お昼休み。と、太田さんいじめが始まった…。「太田さんフリーターなの?」「彼女やっぱりいないのー?」「太田さんジュースちょうだいー」またまた中学生に囲まれる。太田さん、がんばって! 滝沢はいつものように陰ながら暖かく見守ります。でも、ある意味太田さんって人気者なのでは?と思い中学生にインタビューを開始。
滝沢(以下た)「太田さんって人気者なの?」
中学生(以下中)「ていうかー、あれってからまれてるだけじゃん。」
中「藤井ちゃんのがいいよー」
中「話しててユーモアがあってさー」
た「えっ?!じゃあ太田さんはー?」
中「えー、あれは違うでしょー」
…。むしろ藤井ちゃんのが株が高いようです。しかも散々言われた挙げ句に「あれ」呼ばわり…。しかも面白いので中学生に便乗してちょっと私もいじめてしまいました。太田さんごめんねー。と、撮影に関係のないことはここまでにして、午後の話です。
午後、引き続き教室のシーン。しばらくして田舎先生役の藤井ちゃんの友達が到着。役者志望?と思うくらい演技が上手い。ほとんど一発オッケーで順調に撮影が進む。一気に最後のシーンまで進む。
終わりに恐怖の自分が出るシーンに。ここは、省きたいです。せっかく順調に進んでたのになあ。ステキな教育実習生という設定が既に無理があるため、かなりぎこちない。演技って見てる分には楽だけど、自分がするのって難しいです、ほんと。何度も撮り直す。カメラマンの子から指示が飛ぶ。「もっと女神のようにほほえむ!」無理です…。やったー、これなら大丈夫?と思ったのにエキストラの男の子と眼が合いまくり男の子が笑ってしまいNG。こらー!とノートでバシバシ叩いてしまう。でもよく考えたら初対面だったのに…。
なんとかオッケーが出て(見たくない…)タイトル撮影に入る。なんとか撮りおわり、学校を外から撮って終了ー!
まだ明日も編集があるそうですが、ここまで先生、太田さん、藤井ちゃん、倉品さん、映画学校の学生さん、そして中学生の子たち、本当にお疲れ様でした。
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