JWサポートスタッフ日誌 公開編(試写・当日) 


8月9日
第四会議室
とうとう1本映画作っちゃいました!!最後の最後まで胸をドキドキさせながら、作品完成の時を待っていました。そして私は今まで観た中で一番素晴らしい映画を目にしたのです。いっぱい悩んで、いっぱいしんゆりの街を駆け回って、いっぱい笑って作り上げた第四会議室の作品、「日記」。映画製作過程において、どこの班よりも遅れを取っていてサポートスタッフの間では正直焦りの気持ちがありました。中学生の中でも多くの悩みがあったでしょう。一緒に最後まできて、「日記」という映画を作り上げました。すべての過程はここまで来るための大切な道のりだったのです。楽しい思い出をもらったのは、私の方だよ・・・ありがと。第四会議室みんな、大好き!!

8月9日
Beautiful-Guy
とうとう試写の日が来た。とりあえず3本連続で上映されることになっている。1本目「真夏の初恋」。せっかく両思いになれたのに引っ越すことになってしまった、せつなくて甘い恋のお話。そして2本目・・・!我が、team Beautiful-Guyの「Dynamite Drug」。ドキドキ・・・。一つ一つのシーンを見ながら、そのシーンの撮影のことを思い出した。ここではこの子が頑張っていたな、ここはなかなか決まらなくて何度も話し合ったところだな、この日は暑かったな・・・。全部のシーンに、全員の思いが詰まっている。上映が終わった。すばらしい出来だった。3本目「日記」。書いたことが本当になってしまう、不思議な日記帳の話。3本とも素敵な作品だ。自分達がつくった、自分達の映画。大変なこともたくさんあったと思うけど、出来てよかったね。上映のあと、サポートスタッフが用意したささやかな打ち上げパーティーがあった。みんなおおはしゃぎで、食べたり飲んだり、お話したり、写真をとったり・・・。そんな中、ある子に「お疲れさま」と言いに行った。そしたら泣いてしまった。一緒にいた子も泣き出した。みんな泣いてしまったし、私も泣いた。このteamは元気がよすぎて、なんだかまとまりがないような、そんな気がしていたけど、みんなの気持ちは一つの方向に向いていたんだな、と思った。そして、長い間一緒にいたから、みんなと別れるのがとても辛かった。最後の最後まで映画学校を離れようとしない中学生達。でもみんな、わかってる?これで最後じゃないんだよ。10月8日の本当の上映会が待っているんだから。私にとっても、絶対に忘れることができない夏休みになりました。ありがとうございました。

とうとう完成試写の日がやってきました。どの子もやや緊張している様子。出来上がりはどの班もとても良かったと思います。それぞれ製作過程の苦労がうかがえ、その分心に残る作品でした。試写の後の打ち上げではみんな大泣きでした。私も中学生に負けず泣き続けていました。楽しかった日々の終了と、大切な仲間とのしばしの別れがつらくて。映画を一から作り上げたことが大きいのだと思っていたけれど、それを一緒に作ってきた仲間との絆の方がもっと大きかったのだと知りました。7月後半から毎日一緒に過ごしてきた仲間。なかなか進まない脚本作りも、30度を超える暑い日の撮影も、何をやったらいいのかわからなかった編集も、とにかくみんなで乗り越えてきました。体力のない子も、部活や勉強で忙しい子も、みんなそれぞれ自分なりにがんばっていました。そんな一生懸命な彼らが私は大好きです。大変なことはいっぱいあったけれど、それ以上に楽しく充実した毎日でした。そんな日々を過ごすことができて私はとても幸せです。みんなと出会えてとっても良かったです。いろんなことをたくさん学びました。サポートとは名ばかりのスタッフだったけれど、今度映画を作るときはまた仲間に加えてください。みんな、楽しい夏を本当にありがとう。