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第七天国 |
画像提供:マツダ映画社
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1927年/アメリカ/117分/16mm
監督:フランク・ボーゼイジ
脚本:ベンジャミン・グレイザー
出演:ジャネット・ゲイナー、チャールズ・ファレル、アルバート・グラン、デイビッド・バトラー
第4回キネマ旬報外国映画ベスト・テン第1位
第1回アカデミー賞監督賞・女優賞・脚本賞受賞
独身下水道清掃人のチコは、太陽の光を浴びて働く道路清掃人になることを夢みていた。ある日、姉に虐待されていたディアンヌを自分の貧しい下宿にかくまう。彼女がいれたコーヒーで目覚める。当然、恋が芽生える。さらには念願の職をゲット。ついでにディアンヌもゲット。だが幸福の絶頂で戦地に赴くことに…。 |
澤登 翠さん(弁士) | |
活動弁士。東京都出身。法政大学卒業。故松田春翠門下。「伝統話芸・活弁」の後継者として活弁をエンターテインメントとして甦らせ、文化庁芸術祭優秀賞など数々の賞を受賞。的確な作品解釈による多彩な語り口で、これまでに500本以上の様々なジャンルの無声映画の活弁をつとめている。昨秋、活動40周年を迎えた | |
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新垣 隆さん(ピアノ伴奏) | |
1970年生まれ。桐朋学園大学音楽学部作曲科卒業。現在、作曲・演奏の両面において幅広い活動を展開している。無声映画楽団「カラード・モノトーン」のメンバーとして、活動弁士・澤登翠らと共演。桐朋学園大学音楽学部非常勤講師。 | |
聞き手・白鳥あかねさん(脚本家・スクリプター・KAWASAKIしんゆり映画祭代表) | |
1955年新藤兼人監督『狼』でスクリプターの助手をつとめ日活撮影所入社。齋藤武市、今村昌平、神代辰巳、藤田敏八、根岸吉太郎など日活を代表する監督をサポート。72年『隠し妻』(小沼勝監督)で脚本家デビュー。『わたしのSEX白書 絶頂度』(76年・曾根中生監督)は現在も上映を続ける人気作。『折り梅』(01年・松井久子監督と共同脚本)『脇役物語』(10年・緒方篤監督と共同脚本)。04年文化庁映画功労章、10年川崎市文化賞を受賞。現在、(協)日本シナリオ作家協会常務理事。川崎市アートセンター映画・映像企画作品選考委員。KAWASAKIしんゆり映画祭代表。 |