東京フィルメックス in しんゆり

めったに観られないアジア映画をお届け！

優れた作品を近くの映画館で多くの人に見ていただきたい―国際的にも評価の高い東京フィルメックスの全面協力による企画の第７弾。

※『風櫃の少年』11/12（土）13：00上映の回につきましては、イベントを予定しておりましたが、都合により中止となります。申し訳ございません。

1983年／台湾／101分
監督：ホウ・シャオシェン
出演：ニウ・チャンザー、チャン・シー、チャオ・パンジュ

1984年ナント三大陸映画祭　「金の気球」賞（最優秀作品賞）

川崎市アートセンター・アルテリオ小劇場
11月8日（火）	16:20
11月12日（土）	13:00

ストーリー

台湾海峡にある小島の漁村・風櫃（フンクイ）で育った３人の若者アーチン、アーロン、グォズ。喧嘩に明け暮れたあげく、村を飛び出し、都会の高雄に出る。アーロンの姉に紹介された下宿先で、アーチンは年上の女性・シャオシンに出会うが、彼女には恋人が…。

ここがオススメ！

『台湾新電影時代』でも紹介される台湾ニューシネマの先駆的な傑作。監督の自伝的な色彩が強いが、時代や国を超えて観客の“過ぎ去りし青春”と重なる。主役を好演するニウ・チェンザーは、後に『モンガに散る』を監督。端役で登場するホウ・シャオシェンにも注目。（おおがき）

第17回東京フィルメックス

11月19日（土）〜27日（日）有楽町朝日ホール他

アジアの若手によるコンペ部門、最先端の注目作が並ぶ特別招待作品に加え、充実の特集上映が実現。観客との質疑応答やトークイベントでは、映画と人との出逢いが、“映画の未来へ”誘います。