8月3日(日)場所:江東区青海、日本科学未来館
【日本科学未来館へ取材】

 8:45 代々木上原駅ホーム上り最先頭にて、はっちゅん、サポートスタッフ、講師の先生合流。  
 8:55 銀座線表参道駅上り最先頭にて、カズマ、ポム合流。ポムは交通費の金額について心配性になってきたもよう。

 9:55 日本科学未来館に到着。父上から借りたと言う一眼レフカメラを誇らしげに取り出すカズマ。開場時間前であるにもかかわらず団体客が入口に群れを成す。これも夏休み現象か?カミオカンデの展示がある5階へまっしぐらに昇る取材チーム。エスカレーターに乗ることをイサギヨシとしないカズマは、階段で先回り。昼飯の心配をするポム。眠そうなはっちゅん。

 5階奥の壁面にディスプレイされたホトマルは本物とのこと、20〜30個位あるだろうか? が、展示会場の一角にあるためガラス面に様々な他のオブジェが映りこむ。撮影には不適切。100分の1の模型があるが所詮「模型」、やっぱり撮影には向かない。脇の液晶モニターにスーパーカミオカンデの計測データーがリアルタイムで表示されている。17インチ程度のモニターにはカミオカンデの建設や原理について、かなり判りやすい映像構成で紹介されており、資料としてDVで撮影しておく。この映像が提供されれば、かなり役立つに違いない。サポートスタッフの奮闘にもかかわらず、NHKからの映像資料借用には高額の経費が派生することは避けられないとのこと。他のソースを獲得することが不可欠となっただけに、これが突破口になってくれればと念ずる。展示が今ひとつだったとみると、ポムとはっちゅんは同じフロアの遊戯施設へまっしぐら。ふてくされるカズマ。

 つづいて、映像ライブラリーで、ニュートリノについての30分ほどの映像資料と、スーパーカミオカンデについての16分ほどの映像資料を見る。4人掛けのベンチの前に40インチ弱のプラズマディスプレーが設置されたブースが20弱並んでおり、実態は家族連れの休憩&昼寝スポットとなっている。もったいない。

 隣のブースでは、団体の高校生が宇多田ヒカルのクリップを見ている。スーパーカミオカンデについての映像資料はかなり充実しており、サポートスタッフと借り出し申請の段取り(未来館経由で制作を担当した岩波映画に折衝)などを話す。  

 他の展示に興味津々のジュニアたちのために30分ほどのフリータイムを取り、昼食は隣接するウェンディーズでハンバーガー。「高い」「少ない」とグチをこぼすポム。神岡の旅館で御飯を五杯おかわりしただけのことはある。再びフリータイム。  

 14:00 スーパーカミオカンデの展示会場でのレクチャーに参加。パワーポイントを使った15分ほどの解説は判りやすく、資料としてDVで記録。さらに質問タイム。ポムとはっちゅんの素朴な疑問がヒット。だいぶ判ってきたようだ。  

 とにかく、この作品の難問は、難解な原理をいかに判りやすく描くかということ。そのヒントは得られたようだ。  

15:00 日本科学未来館を退出。


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