映画監督・沖田修一、劇作家・前田司郎 ~ふたりは同級生~
11月5日(土)『ふきげんな過去』の上映終了後には沖田監督と前田監督の同級生トークセッションもあります。乞うご期待!
モヒカン故郷に帰る
監督・脚本:沖田修一
出演:松田龍平、柄本 明、前田敦子、もたいまさこ
第18回ウディネ・ファーイースト映画祭 ブラック・ドラゴン賞、ブロンズ・マルベリー賞
ゲストトークあり(予定)沖田修一監督
・11月5日(土)16:20『ふきげんな過去』上映終了後、前田司郎監督とのトークセッション
川崎市アートセンター・アルテリオ小劇場 | |
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11月5日(土) | 13:40 |
11月9日(水) | 18:00 |
売れないデスメタルバンドのボーカル・永吉は、恋人の由佳が妊娠したことをきっかけに、瀬戸内海に浮かぶ故郷の島へ7年ぶりに帰省。同じく故郷を出ていたはずの弟もいつの間にか帰っており、久々に一家が顔を揃えるが、そこで父親のガンが発覚する。
『南極料理人』『横道世之介』の沖田修一監督が今回、オリジナル脚本で挑むのは家族ドラマ。笑ったり、泣いたり、また笑ったり。過去の監督作と同様に、どの登場人物もこれまた愛くるしいです。何度でも観たくなる(永吉たちに会いたくなる)、心温まる作品です!“アイ・ラヴ・ユー、OK”!!!(ひらもと)
ふきげんな過去
監督・脚本:前田司郎
出演:小泉今日子、二階堂ふみ、高良健吾、板尾創路
ゲストトークあり(予定)前田司郎監督、沖田修一監督(『モヒカン故郷に帰る』)
川崎市アートセンター・アルテリオ小劇場 | |
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11月5日(土)ゲスト | 16:20 |
11月8日(火)保育付き | 10:30 |
北品川の食堂で暮らす女子高生・果子の前に、18年前に死んだはずの伯母・未来子がやって来た。慌てふためく家族。退屈に思われた果子の夏が、未来子の登場によって、特別な夏へと変わっていく。
劇団「五反田団」主宰で、向田邦子賞や岸田國士戯曲賞など各賞を受賞する劇作家・前田司郎の監督作。軽妙でありながら、緩急がついたセリフの応酬。一言ひとことをぜひ聞き逃すことなくご覧あれ!また、ロケ地となった北品川の風景も必見。懐かしくもあり、幻想的な光景がそこにはあります。(ひらもと)
劇作家・映画監督
1977年、東京都出身。作家、劇作家、演出家、俳優。五反田団主宰。演劇では、2008年「生きてるものはいないのか」にて岸田國士戯曲賞を受賞し、これまで40作品以上を発表。また小説家として07年「グレート生活アドベンチャー」にて芥川賞候補、09年「夏の水の半魚人」で三島由紀夫賞を受賞。小説「大木家の楽しい旅行 新婚地獄篇」が11年に映画化。本作は原作・脚本・監督を務めた『ジ、エクストリーム、スキヤキ』(13)に続き、長編映画第二回監督作品となる。
映画監督
1977年、埼玉県出身。日本大学芸術学部映画学科卒業。短編『鍋と友達』(02)が水戸短編映像祭にてグランプリを受賞。初長編作品『このすばらしきせかい』(06)を監督し、『南極料理人』(09)で商業映画デビューを果たす。その後『キツツキと雨』(12)で東京国際映画祭審査員特別賞、『横道世之介』(13)でブルーリボン賞最優秀作品賞を受賞。翌年『滝を見にいく』(14)では、東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門への正式出品など話題になる。
沖田監督・前田監督両名が約10年前に制作し、前田監督が旗揚げした劇団「五反田団」の公演『新年工場見学会2005』などで限定的に上映された作品、それが『La fuosaje ラ・フォサージュ ~愛をつく女~』です。
沖田修一監督「上映が何年ぶりなのか、もう思い出せません。当時は、映すスクリーンさえ、シーツを縫い合わせ手作りしたものです。上映し終わったあと、観にきた友達に、ふざけるにもほどがある、と真顔で言われました」
前田司郎監督「沖田と最初に映画を撮ったのは23年前で、その時は僕が脚本監督、沖田が主演でした。僕たちは高校生でした。本作「ラ・フォサージュ」はその数年後に学生ののりで撮った悪ふざけ映画ですが、二日くらい徹夜するなど、無駄に体力をつかった力作です。」
映画と演劇の第一線を走る両監督の幻の作品。ぜひご注目ください!
上映日時 | 2016年11月5日(土)19:40上映開始(19:25開場) |
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会場 | 川崎市アートセンター小劇場 |
チケット |
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受付方法 | 11月5日(土)9:30より会場にて販売開始 |
※『モヒカンを故郷に帰る』、『ふきげんな過去』(トーク付含む)は前売り券の取り扱いもございます。→チケット情報はこちら
La fuosaje ラ・フォサージュ ~愛をつく女~
【上映時間】32分
【キャスト】坊薗初菜、斉藤庸介、中川幸子、黒田大輔、佐藤沙恵、守屋文雄 ほか
【楽曲提供】オムトン
【監督】沖田修一 前田司郎
餅を作る事が卑しい事とされていた時代。餅つくりの一家に生まれたタカシとその妻は身の危険を冒しながら、それでも餅つくりに情熱を燃やしていた。
餅に愛する者を奪われた女たち。餅を憎み、執拗なまでに嫌がらせをする反対派の男。
彼らの思いがぶつかりあったその時一発の爆撃が彼らの運命を大きく変えていくのだった…