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10/10 ザ・ドキュメント映画祭4! |
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映画祭最終日です。
13:00 本格的なセットで模擬撮影開始。
照明はこの道一筋50年の熊谷秀夫氏。撮影は萩原憲治氏、監督は細野辰興氏。
クレーンも使った本格的なセットを再現 |
熊谷氏 |
クレーンから撮影する萩原氏 |
役者さんに指示する細野氏 |
役者として参加された森山さん(右)、川嶋さん |
模擬撮撮影後にQA時間もありました。 |
15時 「熊谷照明学校」上映
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10/9 ザ・ドキュメント映画祭3 |
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10時 追悼 岡本喜八監督と題して「日本のいちばん長い日」を上映。
11時 日本語吹替、副音声付きで「エイプリルの七面鳥」上映。
21ホールで「グーニーズ」を上映。
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保育付き上映も多数ありました |
13時 ライブの副音声付きで「誰も知らない」を上映。
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ライブで副音声を付ける |
13時 荻上直子監督の「恋は五・七・五」を上映。
21ホールにて「リトル・ダンサー」を上映。
16時 「亀は意外と速く泳ぐ」上映前に三木聡監督の舞台挨拶。。
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スパイ募集 |
17時 「ベルリン・フィルと子供たち」の上映に先立ち、しょうわジュニア・オーケストラ団員による演奏。
このプログラムのプロデューサ 野々川実行委員長挨拶 |
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18時 「お父さんのバックドロップ」上映。上映後、李闘士男監督、音楽担当のcobaさんのトーク。
リングコールで入場 |
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李監督(右)、cobaさん(中央) |
トークの最後にはチャンピオンベルト贈呈 |
19時 ウルグアイの映画「ウィスキー」上映。
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10/8 ザ・ドキュメント映画祭2 |
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10時 ギリシャのアンゲロプロス監督の大作「エレニの旅」上映。
12時 「いつか読書する日」のトークで緒方監督、撮影監督の笠松氏ご来場。
13時 井筒監督の「パッチギ!」上映。
14時 「帰郷」を副音声付きで上映。萩生田監督ご来場。天願監督との楽しいトーク。
16時 キム・ギドク監督の「悪い男」上映。
17時 イラク戦争のドキュメンタリー映画「Little Birds」上映。上映後、綿井監督とプロデューサであり、映画祭の運営委員でもある安岡氏のトーク。
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綿井監督 |
18時 キム・ギドク監督の「春夏秋冬そして春」の上映に先立ち映画評論家の寺脇研氏の講演。
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寺脇研氏 |
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10/7 ザ・ドキュメント映画祭1 |
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4日間連続の映画祭の初日です。
10時 「ウェスト・サイド物語」を大画面で上映。
11時 1955年制作の名作「浮雲」の上映。
13時 「愛と死をみつめて」のトークで齋藤武市監督ご来場。撮影の萩原憲治氏も途中から参加され、吉永小百合さんからのメッセージも流されました。
齋藤監督 |
14時 「父と暮らせば」の舞台挨拶で原田芳雄氏ご来場。
18時 イラク映画「露出不足」を上映。佐藤忠男氏講演。
18時 「モーター・サイクル・ダイアリーズ」上映。最後には客席から拍手が。
20時 シリア映画「ラジオのリクエスト」上映。
21時 ウォン・カーウァイ監督の「ブエノスアイレス」上映。23時終了。長い一日が終わった。
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10/1 第11回 しんゆり映画祭開幕! |
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新百合21ホールにて第11回 しんゆり映画祭が開幕しました。
午前中はジュニア映画制作ワークショップの発表会。「チェンジ!」という元気な作品と「水色のしずく」という静寂な作品。二作品とも印象に残る作品でした。
恒例となった日本映画学校卒業制作の上映は「僕達はくり返していく」。祖母の介護をすることにより、自分の生き方を考え直す青年。あらためて生と死、自分の生き方を考えさせられました。上映後は日本映画学校の佐藤忠男校長と菊地夢高監督のトークも行われました。
15時より「がんばれ!山古志」題して「掘るまいか〜手掘り中山隧道の記録」を再上映しました。上映後は長岡市役所復興推進室主幹の青木勝氏をはじめ旧山古志村よりゲストをお招きして、災害後の現状報告会が行われました。
上映終了後は観客の方も交え、交流会が行われました。
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9/30 「掘るまいか」の橋本信一監督よりメッセージ |
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「掘るまいか」の橋本信一監督より今回の上映にあたってのメッセージを頂きました。なお、写真は2005年8月に橋本監督が撮影した山古志の近況です。
私たち「KAWASAKIしんゆり映画祭」は、地域に根ざした市民映画祭として10年前に始まった映画祭です。
これまで映画という文化を通じて川崎の町を芸術のまちとして育てるためにさまざまな取り組みをして参りました。
その歴史の中で、当映画祭運営委員のひとりであるわたくし橋本信一が監督した映画「掘るまいか」を通じて、山古志村と当映画祭の深いつながりが生まれました。地震に見舞われる前にも山古志の方々を川崎にお招きし、楽しいイベントも一緒に開催してきました。
中越地震に襲われた昨年以降もさまざまな形で我々なりに支援活動を続けてきました。 昨年、行った「山古志復興支援イベント」もそのひとつです。
私たちは、新潟中越地震から1年を迎えようとしている10月1日(土)、新潟中越地震からの復興をめざしている旧・山古志村(現在・長岡市山古志地区)の再建を応援するために映画の上映とイベントを再度開催することとしました。
2004年秋、突然、山古志村を襲った新潟中越地震。
あの日、何が起きたのか?
村の人たちは何を思い、どう行動したのか?そして、今現在は・・・。
報道も少なくなる中で私たちは、山古志村のリアルな現実を実はよく知らないのが実状です。
「忘れないぞ山古志」をテーマにさまざまな角度から検証し考えてみたい。それがこの企画の出発点です。
当日は、山古志住民の証言に加え、自衛隊による住民救出映像、新潟県危機管理防災課が災害直後に上空から撮影した生々しい未公開映像を同時上映。再建への未来を山古志村からのゲストの方々とともに考えます。そして、全国各地でいまだに上映が続いている山古志村の映画「掘るまいか」も上映します。
実りのあるイベントにしたいと思っておりますので、皆さんのご来場をお待ち申し上げております。どうぞよろしくお願いします。
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9/25 ポスター展開催&チケットブースにて前売券好評発売中 |
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ワーナー・マイカル・シネマズ新百合ヶ丘(新百合ヶ丘サティ・ビブレ6F)にて恒例になったポスター展開催しています。
上映作品のポスターを展示中です。設置されている投票箱にお気に入りの作品名を投票すると、抽選で映画祭のチケットが当たります。
エレベータ前には下記日程にてチケットブースも設置しております。既に前売券が完売した作品もございます。前売券はお早めにご購入ください。(→チケットの販売状況)
尚、前売券をご購入の際には駐車サービス券の発行は出来ません。ワーナーマイカルでの上映作品をご覧になり、サティ・ビブレ併設の駐車場をご利用の場合に限り上映当日に2時間の駐車サービス券発行いたします。出来るだけ公共の交通機関をご利用下さい。
■チケットブース設置日程
- 9月25日 13:00〜19:00
- 9月28日 12:00〜16:00
- 10月1日 13:00〜19:00
- 10月2日 13:00〜19:00
- 10月5日 12:00〜16:00
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9/10 バリアフリー上映用吹替録音スタート |
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KAWASAKIしんゆり映画祭では第3回より、視聴覚障害者向けのバリアフリー上映を行っています。聴覚障害者向けは一部の邦画作品に字幕付きの上映があります。また、視覚障害者向けとしては、一部の邦画にイヤホンを使った副音声付きの上映、洋画ではイヤホンによる吹替と副音声付きの上映があります。
洋画の吹替上映については当映画祭のバリアフリースタッフが台本を書き下ろし、解説を付けています。録音については日本映画学校に、声優についてはプロの俳優さんから一般の方、映画祭スタッフと幅広い方にご協力を頂いています。
9月10日、第1回目の吹替録音が行われました。今年の吹替作品は台詞と台詞の行間が短いこともあって、副音声を入れる苦労があったようです。それでも、録音は順調に行われました。
尚、今年のバリアフリー上映は下記の通り行われます。
■視覚障害者向け
- 10月8日 14時00分〜
- 帰郷
- 10月9日 10時50分〜
- エイプリルの七面鳥
- 10月9日 13時20分〜
- 誰も知らない
■聴覚障害者向け
- 10月9日 13時20分〜
- 誰も知らない
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9/8 映画祭の予告編に林家錦平さんが出演 |
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ここ数年、ワーナー・マイカル・シネマズ新百合ヶ丘などで上映されている映画祭の予告ですが、今年も制作されました。
今年の映画祭予告は落語風。ご出演頂いたのは落語家の林家錦平さん。ジュニ映画制作ワークショップにお子さんが参加されていた縁もあり、ご出演頂くことになりました。
撮影当日、艶やかな着物姿で登場した錦平さん。準備不足のスタッフにも親切に「こうしてみたら?」「こうするのはどうでしょう?」とアイディアを出し、「家族に見せられないなぁ」と言いながら映画祭キャラクターのシネマウマの被りものまでかぶってくださいました。
今年は短編予告も制作され、初めて川崎駅構内の川崎アゼリアビジョンなどで上映される予定です。
■映画祭予告上映予定
- 9月17日〜30日
- ワーナー・マイカル・シネマズ新百合ヶ丘
- 9月中旬〜
- 新百合ヶ丘サティ・ビブレ オーロラビジョン
- 9月30日〜10月6日
- 川崎駅構内の川崎アゼリアビジョン
- 9月中旬〜
- OCV小田急ケーブルビジョン
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8/27 野外上映会大盛況! |
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恒例となりました8月最後の土曜日の野外上映会が麻生小学校校庭で行われたくさんのお客さんにご来場いただきました。。
昨年度は台風にあたってしまいましたが、今年は台風一過の晴天。
5時から屋台村スタート、上映作品の「スタンド・バイ・ミー」のイメージに合わせ、コーラやホットドックなど50年代を彷彿させる屋台も出ました。
子供達にはスタンプラリーが好評でした。
6時からは柿生中学校吹奏楽部による元気な演奏。最後には「スタンド・バイ・ミー」も演奏され、上映にむけ気分が盛り上がりました。
柿生中学校吹奏楽部による演奏 |
なんとキャデラック(?)やSLも登場 |
空き瓶と色水で作ったランプ(左)とペットボトルで作ったコカコーラ瓶型のランプ(右) |
夜空の下で観る映画の醍醐味 |
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8/26 上映作品決定! |
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本年度の上映作品が決定しました。詳細は近日中にUPいたします。
10/1
チェンジ!/水色のしずく(ジュニア映画制作ワークショップ作品)
僕達はくり返していく(日本映画学校卒業制作作品)
掘るまいか―手掘り中山隧道の記録
10/7
ウエスト・サイド物語(ニュー・プリント デジタルリマスターバージョン)
父と暮せば
モーターサイクル・ダイアリーズ
ブエノスアイレス
浮雲(ニュー・プリント)
愛と死をみつめて
露出不足
ラジオのリクエスト
10/8
いつか読書する日
パッチギ!
悪い男 (R-15)
春夏秋冬そして春(R-15)
エレニの旅
帰郷
Little Birds ―イラク 戦火の家族たち―
10/9
エイプリルの七面鳥
誰も知らない
ベルリン・フィルと子どもたち
ウィスキー
日本のいちばん長い日
恋は五・七・五!
亀は意外と速く泳ぐ
お父さんのバックドロップ
グーニーズ
リトル・ダンサー
10/10
照明熊谷学校
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6/18 新スタッフ合流 |
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しんゆり映画祭は広報班、バリアフリーセクション、プログラム委員会、ジュニア映画制作ワークショップサポートなど、各セクションに別れて準備が行われます。月に1度程度、これら全てのセクションが集まって行われる会議が全体会です。
6月18日、今年度より参加したスタッフを加えての初めての全体会が行われました。
今年度のスタッフ募集は5月21日に締め切られ、5月28日にオリエンテーションがありました。オリエンテーションの後、すぐに希望のセクションで活動を始めたため、全体会では既に主力となっている新スタッフの方も見受けられました。専門性の高い技術を持つ方も加わったので、さらにパワーアップしたしんゆり映画祭をお届けできればと思います。
全体会では各セクションからの報告と主に野外上映会の企画について議論されました。残念ながら昨年の野外上映会は台風のため体育館での上映となってしまいました。今年度はその雪辱を晴らすために、数々の企画を用意することになりそうです。
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6/18 なつやすみ野外上映会の作品決定 |
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しんゆりの夏のイベントとして定着しつつある「なつやすみ野外上映会」。今年も例年通り、夏休み最後の土曜日である8月27日に、麻生小学校にて開催します。この上映会での作品が決定しました。
今年の上映作品は『スタンド・バイ・ミー』です。
夜空の下、大スクリーンで懐かしい少年達の友情と冒険をお楽しみ下さい。
なお、野外上映会での模擬店の出店募集を近々行う予定です。(6月26日に募集開始しました。)しんゆり映画祭のスタッフと共に野外上映会を盛り上げて下さる方のご参加をお待ちしております。
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4/23,30,5/14,21 映画おもしろ講座開催 |
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4/23,30,5/14,21の4日間にかけて「映画おもしろ講座」が開講されました。
内容は映画の脚本、撮影、録音、編集、ダビング、映写、配給と映画の全てを一通り網羅した講義になっています。1回から参加が出来る形でしたが、ほとんどの参加者が4日間申し込まれ、全日程満員御礼となりました。(満員のため、ご参加できなかった方、申し訳ありません。)
- 4/23 「映画を観せる 〜配給・宣伝のオシゴト〜」
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映画の配給宣伝についてと言うことで、アットエンタテインメント株式会社の望月歩さんと、フリーの宣伝マンでいらっしゃる山下幸洋さんにお越し頂きました。山下、望月さん共に色々考えすぎて、講義内容について、当日までかなり悩まれていたようでした。律儀なお二人なだけに、表面的な内容では終わらない講座になったようです。
講義終了後の山下さんより
「土曜はありがとうございました!ホント貴重な機会でした。しっかりゴーグルを宣伝させてもらい、謝礼までいただいて、うれしかったです。今年はしんゆりに妻と遊びに行きますね。」
講義終了後の望月さんより
「業界に比較的長く身を置いているわりには、人様の前でお話しをさせて頂くとなると、あやふやな点が多く、正確を期すための資料作りに、結構時間を取られてしまいました。
会社での自分のその日の業務を終えてから、不明な点を確認して資料を作ること、約3日。 金曜日の夜までやっていたので、完璧な準備をして望めたとは言えませんでしたが・・・。ちょっと詰め込みすぎて、聞いて頂いた方には情報過多だったかも知れませんね。」
- 4/30午前 「映写室へようこそ」
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試写会や移動上映などでは業界No.1である有限会社鈴木映画より代表の鈴木文夫さんと息子さんにお越し頂きました。
講義だけでなく35mm映写機、16mm映写機を持ち込んで頂き映写の仕方を実演して頂いたり、どのようにスクリーン上の縦横比が変わるのか等をみせて頂きました。
また、映画用フィルム1本が数巻に別れていることを説明したあと、
「スクリーン上に2回目のパンチが現れたら映写機を切り替えるから」
と言って現在の商業映画館では数少なくなった手動での映写機切り替えの妙技も披露して下さいました。受講者の方々も映写機を切り替える印である『パンチ』を見ようと必死に目を凝らしていました。
- 4/30午後 「映画とシナリオ」
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映画のシナリオはどのように作られるのかと言うことで、KAWASAKIしんゆり映画祭の前実行委員長であり脚本家、スクリプターである白鳥あかねさんにお越し頂きました。
松井監督と白鳥さんが共同で脚本をされた「折り梅」の1シーンを見たあと、この場面をシナリオにするのにはどのように書けばいいのかと言うことで講義と演習をしました。脚本家志望の方から全くの素人まで受講者が幅広かったため、シナリオ作成演習のこなし方も様々でした。
実は、「折り梅」では一部、夜のシーンをプロデューサに頼まれて昼のシーンに変えたのだとか…。シナリオとそれを映像化するときの資金面とで、苦悩も色々あるようです。
- 5/14 「映画制作ワークショップ 演出・撮影編」
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日本映画学校の講師より映画監督の佐藤武光さん、録音技師の丸池嘉人さん、照明技師でカメラマンでもいらっしゃる金澤裕さん、助手として日本映画学校の学生の方々にお越しいただきました。
演出はどうしたらよいのか佐藤さんが大まかに説明した後、台本が配られ実地演習となりました。講座会場は一瞬にして撮影現場の空気に様変わり。受講者の方、講師の方、全員がさまざまな演出方法を出し、侃々諤々の議論をしながら撮影は進みました。
撮影は15名ずつ程度に分かれ、A班、B班の2班が作られました。監督、助監督、照明、録音、スクリプターなど映画撮影に必要な役割はすべて受講者の方々が担当。1シーンを2カットにしか分けず長いカットだったA班に対し、B班は細かくカットを割って対照的な素材となりました。
録音を担当されていた方々は録音用のポールを持ち続け、かなり体力を消耗した様子。また、フィルムで撮影したため、金沢さんは照明と露出にはかなり神経を使っていらっしゃったようです。普段は非常に温厚な方なのですが、声を上げ助手の学生さんに指示を出していました。
「これが現場の雰囲気なんだ・・・」
受講者の方々だけではなく、我々スタッフも圧倒されました。
- 5/21 「映画制作ワークショップ 編集・録音編」
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午前中は編集作業。日本映画学校の講師よりエディタの寿野俊之さんお越しいただきました。
「この部分は要らないといって消去法でつなげてはいけません」など説明を受けた後、実際の編集作業に入りました。
「立ち上がるところで人が完全にフレームアウトしてくれればつなぎやすいんだけど、これだと難しいな」と言った撮影方法を悔やむ声なども聞こえました。
今回もA班、B班に別れての実習になります。ただ、A班、B班ともに自分の班が撮ったものだけでなく他の班が撮影したものも編集したため、各班2本づつ、計4本の作品が出来上がりました。
午前中に編集したものを使い、午後からはダビング作業に入りました。前回に引き続き、録音技師の丸池さんによる講義。今回用意した音の説明のあと、どのシーンにどの効果音やBGMを入れたらいいか班ごとに話し合って決めていました。
同じ脚本から出来たはずの2班のフィルムですが、最後の仕上がりは全く異なるものになりました。
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