|
|
|
|
|
「しんゆり映画祭」にまつわるニュースを随時更新します! |
|
|
|
|
|
東京ビデオフェスティバルの佳作に「ジュニア映画制作ワークショップ」作品が入賞! |
|
|
2005年映画祭ジュニア映画制作ワークショップで完成した作品「水色のしずく」が、東京ビデオフェスティバル2006で、佳作入選しました。
まさに快挙!制作した中学生たちは、戸惑いをみせながらも大喜びでした!
日本ビクター主催の「東京ビデオフェスティバル」は、今年で28回目を数え、世界各国からプロもアマも参加する国際的なビデオフェスティバルです。
今年の応募作品は2000本を超え、その中から選ばれた画期的な受賞です。
昨年のワークショプでは、2本の作品が完成。映画祭で発表上映された後の講評でも、映画評論家の佐藤忠男氏より高い評価をいただきました。
去る2月18日の土曜日、東京品川で授賞式が行なわれ、講師やスタッフとともにジュニアが参加。
喜びの声をお届けします。
ジュニア映画制作ワークショップ プロデューサー 橋本信一
今年も世界35の国と地域から2千本以上の意欲的な作品が寄せられました。審査員は映画監督の大林宣彦さんや羽仁進さん、高畑勲さんといった多才な面々、また作家の椎名誠さんなどが名を連ね、文字通りそうそうたる顔ぶれが一堂に会しています。
今回、「水色のしずく」が東京ビデオフェスティバル2006にて佳作入選したことは本当に喜ばしく思います。なにしろ全世界から集まった2291本の作品の中からの100本(優秀賞30本、佳作70本)に選ばれたのですから大変なものです。
僕も授賞式に付き添いで参加しましたが、このフェスティバルの28年の歴史と重みを感じずにはいられませんでした。
同じ100本の中にはアメリカアカデミー賞の短編ドキュメンタリー部門の賞を受賞した作品が同列に並んでいたり、ベトナムのプロのTVディレクターが作った作品が入っていたりしたからです。
これには彼らも目をパチクリさせていました。
表彰式では佳作部門のグループの代表として賞状と楯を頂き、司会者からの質問にもしっかり答えてくれました。代表させて頂けたのは正に中学生としての特権だと思います。(笑)
式後の懇親会では、大林宣彦監督や高畑 勲監督にも褒めてもらい一緒に記念写真も撮らせていただけました。
それもこれも彼らがこれからの時代を担う子どもたちであったからだと思います。
彼らが今後、映画とどう関わっていくかはわかりませんが、少なくともこの経験は人生の素敵な思い出として刻み込まれたことだけは間違いないと、この授賞式に参加して確信しました。
関係者の皆様、本当にありがとうございました。
浦 岐実子(2005年ジュニア映画制作ワークショップ参加中学生)
映画を作った時はただ夢中だったので、受賞はとにかくびっくりしました。初めて作った映画でこのような賞を頂けて嬉しいです。また機会があれば映画制作をしてみたいです。
松木 加奈子(2005年ジュニア映画制作ワークショップ参加中学生)
映画を作るということは、なかなか私たちの年齢で経験できることではないし、私たちはその機会を与えられただけでもラッキーなのに、賞をいただいて、作品を認めてもらえてとにかく嬉しいです。映画作りをした夏休みはとても楽しくて中身のつまった素敵な時間でした。これから先、私は出会った人全員にこの素敵な思い出を自慢してしまうと思います(笑)。
伊奈(映画祭サポートスタッフ)
『水色のしずく』は、あの暑い夏の12人のジュニアの情熱が
凝縮された作品です。その作品がこのような素晴らしい賞をいただけて、映画祭だけでなく多くの人に観ていただける機会に恵まれたことをとても嬉しく思いました。久しぶりに会った彼等はまた少し大人びていて、あの夏はどんどん遠くにいってしまうのだと感じながら、一方でこうして作品は残るということはなんて素晴らしいことなんだ!と思いました。私にとっても宝物です。
|
|
|
|
|
|
「Little Birds -イラク 戦火の家族たち-」副音声・日本語字幕付 DVD発売
当映画祭バリアフリープロジェクトが副音声・日本語字幕制作に参加! |
|
|
昨年の映画祭で上映し、その後も各地で上映会が開かれていた「Little Birds -イラク 戦火の家族たち-」が、 3/24(金)DVD発売となりました。
このDVDには、通常のトラックと共に副音声のトラックがついていて、視覚障害者の方でも音声をお楽しみいただけます。また台詞以外の部分にも日本語字幕が入り、視覚障害者の方も音声で鑑賞していただけます。
「Little Birds -イラク戦火の家族たち-」の製作・編集は、当映画祭の運営委員でもある安岡卓治さん。DVD化に当たり、当映画祭で長年取り組んできたバリフリー仕様が検討され、実現したものです。
当映画祭では、バリアフリープロジェクトの専門チームを構成し、吹き替え副音声ガイドと日本語字幕制作を担当。プロの声優さんによる日本語吹き替えと解説は、「イラクでこれまで起きたこと、イラクの人たちの思い、イラク戦争とは何だったのか。攻撃される側から観たイラク戦争を、イラクの人たちの表情や声を通して描く」(綿井監督)という作品の主題を大切にして仕上げられました。
これまで映画祭当日のバリアフリー上映は、著作権等の関係から、1回上映の為に副音声ガイドを制作してきましたが、初めて監督とともに、DVDという
「形に残るもの」を作り上げ、大変貴重な取り組みとなりました。
より多くの方々に作品を鑑賞していただくためにも、この流れが広まり、多くの作品にバリアフリー仕様のDVDが制作・発売される事を願っています。
映画祭としては、今後も、制作を含めたバリアフリー上映の推進を図っていきたいと考えております。
DVD発売の詳細は以下のページをご覧ください。
http://www.littlebirds.net/dvd/dvd.html
日本/2005年1月/アラビア語ほか(日本語字幕)/35mm/102分
撮影・監督:綿井健陽
製作・編集:安岡卓治
|
|
|
|
|
|
|