新百合ヶ丘駅改札 8:20集合
日本映画大学 白山校舎 H202教室、南階段 8:40~18:00
撮影最終日です。今日の撮影は2シーン。いずれも階段でのシーンです。踊り場の掲示物を中学校風のものに張り替えてから撮影スタート。天気が曇だったせいか、当初は比較的撮影のしやすい状況でした。
階段の踊り場で男子2人が倒れて折り重なっているシーンの撮影だったのですが、俳優の2人はどうしても表情が作れず、笑ってしまう状況。監督(中学生)も思わず「今日は大変だ……」と苦笑い。撮影は始まったものの、なかなか思ったような画は撮れていないようでした。
途中休憩中に俳優2人と演出陣で議論に。「ふざけてやってるように見えるわけ?」と言う俳優陣に対して「表情が撮りたいの。」と演出陣。なかなか思いの隔たりは大きいようです。
最初のシーンは午前中に撮りきれずに昼食に。昼食を家から持ってきていなかった中学生数名が急いで近くのスーパーに買いに行ったのですが、帰りがけに天気は曇から雨に。慌ててスタッフが傘を持って迎えに行ったのですが、時遅し。俳優陣も衣装のまま濡れてしまったのでした。急遽、着替えて乾燥させることに。
指導講師の熊澤監督の作品『天国からのエール』の舞台になった
あじさい音楽村の方が見学にいらしていたので、昼食時に差し入れで紅いもタルトをいただきました。ありがとうございます。
ちなみに、他にもおにぎりやクッキー類などの差し入れがスタッフからもあったのですが、昼休憩終了までにほとんどが中学生の胃袋に。かなりの量があったのですが……恐るべき食欲。
午後の撮影も開始し、最初のシーンの残り2カットもなんとか撮影終了。2シーン目に入ることが出来ました。2シーン目は監督が出演するため急遽監督を別の人にバトンタッチ。バトンタッチされた方はものすごく目が輝いていました……。
この頃になると天気は再び曇りに戻り湿度が急上昇。冷房が効かず、かつ空気がこもる階段なので、辛い撮影になってしまいました。業務用扇風機でもレンタルしておけばよかったのですが、後の祭り。撮影の疲労も重なったのか立て続けに3人が体調不良を訴えたため、彼らは冷房の効く別室で休ませながらの撮影となりました。1人は2シーン目に出てくる俳優でもあったため、テストのときはスタンドインをしながらの撮影でした。
そして、17時24分、階段の空舞台のラストカットを撮影してクランクアップ。お疲れ様!
機材を機材車に片付けたあとも興奮冷めやらぬ彼らはなかなか帰ろうとしなかったのでした。仕方がないので最後に記念撮影。
けど、これで終わりじゃないんだよ。まだまだ編集と整音作業が続きます。取りあえず、明日はお休みです。ゆっくり休んでください。