参加者個人宅 9:00~17:00
オリンピックが始まりましたが、ワークショップの撮影も始まっています。今日から3日間は2軒の参加者の個人宅をお借りしての撮影です。今日は家の前の撮影が1シーン、部屋での撮影が2シーンでした。
今年は役者の姿形にも大変なこだわりを持っています。ウィッグをつけて髪型を変えてまでして、脚本の世界観を大切にしているようです。ただ一方で現実問題、屋外での撮影になるとウィッグをつけていると暑くなってしまうことも確か。髪型が崩れるといけないので、帽子も被れないので、役者には常に日傘をさしていたのでした。
家の前のシーンでは必要なエキストラの調整をしていなかったり、カット割りが中々定まらなかったりと準備不足の面がありました。しかし、急遽スタッフからエキストラを駆り出したり、迷いながらもカット割りを定めてたりして、午前中に何とか1シーンを終了。飲み物として用意していたペットボトルもあっという間に3本終了。
さすがにプロのように段取り良くとは行きませんが、迷っているということは彼らなりにどう撮るかを考えているということなのでしょう。考えなしで適当に撮っているわけではありません。しかし、残念ながら夏休みの長さも、そこから導き出したワークショップの長さも決まってしまっているので、スケジュールを無視してまで考え続けているわけにも行きません。決められたスケジュールの中でもベストを尽くすということを学び取ってもらえればと思います。
お借りした家の方からお昼に差し入れも頂いて、午後はリフレッシュしてスタート。
2シーン目は10カット、3シーン目は2カットに割っての撮影となりました。夜間シーンの撮影だったので、暗幕を使って夜の部屋を作りだしての撮影になりました。どうしても撮影だと最低7~8人程度の人手が必要になってしまいます。これに指導講師を加えた人数が部屋に入って、暗幕で締め切られた状態での撮影となると、どうしても暑くなってしまうのでした。けれども暑い中でも、迷いながらも頑張っていました。
若干遅れ気味だった撮影ペースも後半には挽回して予定通り17時には終了。お疲れ様でした。そして、お宅を貸していただいた参加者のご家族の皆様、ありがとうございました。明日もご迷惑をお掛けしますがよろしくお願いします。