教室風景

2012/08/07(火) 編集2日目

mixiチェック

日本映画学校 新百合ヶ丘校舎 第一トレーニングルーム、大教室、ワークルーム 10:00~17:00

今日も編集です。午前中は昨日の続きの編集をしていきました。ただ、徐々に集中して編集する人と編集に飽きる人の差がはっきりしてきました。撮影が終わって安心したのか、それとも単純にPCを使うことに疲れたのか……。中には本編の編集を放棄し、NG集を作ってしまった人も。これが意外と面白くて……って、そうじゃないですね。

一方で編集を真面目に続けている人たちは淡々と進めていました。そこで、編集講座の最後と言うことでエフェクトのかけ方のレクチャーがありました。フェードイン、フェードアウトなど。ただ、使い過ぎると安っぽい映像になってしまうので、強調したい場面のみに使うよう注意がありました。また、バレ物(写ってはいけない写り込んだ物)を隠すために映像を拡大してトリミングする方法なども紹介がありました。

また、昼前にKAWASAKIしんゆり映画祭のプレイベントをしている昭和音楽大学の学生の方々が取材に来ました。プレイベントで配る冊子にワークショップの活動を紹介してくれるのだそうです。そういうわけで、飽きていた人たちも慌ててまじめに編集しているような格好に。多分、写真では真面目な編集風景になっていると思いますが、実態は……先に書いたとおりです。

午後からは編集ラッシュ。中学生たちにも編集作業はしてもらいましたが、全編を編集するには編集初心者では時間が足りないので、編集サポートの柳圭介さんに並行して編集をしてもらっていました。これを一旦確認し、中学生たちの意図とは違う部分を修正してもらうことに。

大きなところではタイトルの出るタイミング、省いたほうが良いカットについて意見が色々と出ました。後は細かいところについては際限なく出てきます。NGカットや撮ったはずにもかかわらず入っていないカットはきちんと気づいていたので、本当に細かく見ているようでした。これに対し、指導講師の熊澤さん、ポスプロ指導の若林さんとしては時間経過を追うような繋ぎではなく、感情がこれで表現できているかを見るようにとのアドバイスがありました。

画が決まったところで、今度は明日以降の音の準備に入りました。効果音を入れる箇所、アフレコにしなければならないカット、音楽を入れるシーンを確認していきます。意外とこれが時間がかかり、17時ギリギリまでかかりました。

明日は、アフレコ台本を用意するアフレコ班、音を作成する生音班、背景音を収録してくる効果音班、使用する音楽を決める音楽班の4班に別れて活動します。明日も10時からの予定でしたが、アフレコ班の時間が足りないとのことなので、早く来たい場合は8時半から来ても良いということになりました。

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