日本映画学校 大教室、学生ホール 10:00~17:00
電車が遅れたり、久しぶりだったので集合場所を間違えたりした人がいたので10分遅れでスタート。今日は完成披露試写会です。
試写会ということで毎日新聞の記者の方や映画祭広報関係者も来て、いつもよりちょっと賑やかになりました。
前置きもそこそこに上映スタート。夏休みの苦労がグッと凝縮された18分間。100人近い名前が書かれたエンドクレジット。内容はここには書けませんが、作品は彼らの元を離れて観客のものになっていきます。もう後戻りはできません。
上映が終わったところで参加者1人1人の舞台挨拶を行いました。技術講座のときに機材に見向きもしなかった女の子が「照明が楽しかった」と言ってみたり、どうしても俳優をやりたいと言っていた人が「名前のある役をやれて良かった」と言ってみたり、予想外のところで面白味を見つけた人も、最初からやりたかったことで楽しんだ人もいるようです。
KAWASAKIしんゆり映画祭委員長の白鳥あかね(スクリプター、脚本家)と同じくワークショッププロデューサーの千葉茂樹(映画監督)から講評がありました。
舞台挨拶の最後に指導講師の熊澤さんからも一言。「このメンバーで映画を作るのは最初で最後。周りでサポートしていた大人のことは忘れてもいいから、一緒に苦労して映画を作ったメンバーのことは忘れないように」と。
上映会終了後に学生ホールに場所を移して軽い打ち上げ。思い思いに楽しんでいたようです。中には何人かが取材を受けていました。参加者のみんなからスタッフの皆さんへということで代表して熊澤さんが手紙と菓子折りを受け取りました。手紙は後でスタッフで回し読みしましたよ。
午後からは打ち上げの二次会で大半が希望したカラオケへ。保護者の皆様、今日ばかりは最終日ということでご勘弁ください。
慣れた感じでボカロを歌う人や、アニソン一筋の人、大人たちも分かるような80~90年代の曲を歌う人、歌わずに特撮映画トークに花を咲かせる人、秘密の女の子トークをしている人、トニー・スコット監督の突然の訃報に衝撃を受ける人、初めてのカラオケではまってしまった人……。
こう見るだけでも、色々な個性を持った人たちが集まったのだなと改めて感じてしまいます。個性がぶつかり合って、やっと1つの作品が出来上がりました。
名残惜しそうにしている人もいましたが、17時には終了。10月14日の上映会までチーム・プリ’ナミンXは一旦解散です。