日本映画大学 新百合ヶ丘校舎 9:00~17:00
本日も映画鑑賞から始まりました。ただ、いつもと異なるのは普通の作品ではなく昨年のこのワークショップの作品であること。いつもと同様に鑑賞後に作品について議論を行いました。たまたま今日は昨年の参加者が欠席でしたが、彼らが感想を聞いたらどういうふうに思ったか聞いてみたいものです。
ちなみに、彼らだけでなく全体的に今日は欠席者が多い1日となりました。また残念ながら2名がそれぞれの理由でワークショップの参加を辞退することになりました。このワークショップでは、多分中学生たちが思っている以上に、参加者各々が1人の人間として必要な存在になっています。もちろん、辞退するのはやむを得ないのですが、これ以上、1人もかけることなく完成までこぎつけられればと思います。
10時半ころから前回同様、脚本の打ち合わせ。前回から書きなおしてきたものについてテーマとストーリーを説明、議論して行きました。床に座って車座で議論するのもすっかり定着してしまったようです。
極端なあがり症でなかなか部活で結果が出ない話、命の大切さを訴えかける中学生目線の話、友だちがいなかった人が友だちを作っていく話、友だちが遠くへ行くことになってしまって、一騒動起こってしまう話……などなど。
様々な作品がありましたが、意見を出した上で3本に絞られました。
1つはテーマは明確になっているものの、ストーリーとしての肉付けがまだまだ浅いもの。もう1つはストーリーとしてはそれなりにできているものの話し合いの間にテーマがフラ付いてしまい、迷走してしまったもの。最後の1つはやりたいことはあるのだけど、テーマとストーリーが浅く観客の共感をよぶのが難しい状態のもの。
3本ごとに班にわかれそれぞれで議論。班ごとに課題も異なるので話し合う観点も異なっているようです。残った3本の内容は実際に出来た映画のためにお楽しみということで、まだ日誌には書かないでおきましょう。